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「メニュー開発・広報支援・接客サービス委員会で、僕らは強くなる」、【ゴールデンルーキー2009】SLD青野氏の全員経営。

2009.2.4
 2/16開催のフードリンクセミナー祭りで「ゴールデンルーキー2009」として講演する、青野玄氏が代表を務める株式会社エスエルディーの2/3に行われた全体会議に参加した。各部(本部・エンターティメント事業部・飲食事業部)を代表する34名が参加。10時から自社で運営する「デザイナーズ和ダイニング‐瓦‐kawara DINING 渋谷 宇田川」にて開催。
 青野氏の「現在の不景気は飲食店にも影響を及ぼしているが、僕らの業態は今がチャンス」と、若いスタップが大半の同社ならではの音楽業界の話も交えた挨拶で始まった。会議は1時間半。本部報告・各部署の報告・月例プレゼンテーション各チームの打ち合わせとなった。各部が単に売上報告だけではなく、前月の問題点とそれに対しての具体策、進捗状況を発表し自分たちが会社を作っていくという息吹が感じられた。
 例えば、飲食事業部本部長の丸山氏の発表には、同社の新宿店ではランチのメインターゲットを女性にしているが、逆にそれがランチタイムのウイークポイントとし、数字的に分析したうえで、男性客を取り込む計画を立て、瓦プレートの種類を増やし男性用にカスタムする提案を具体的なシュミレーションで算出した数をもとに発表していた。
 また、特筆すべきは、改善のための各委員会を発足させ、各委員長が店舗に直接赴き、覆面調査の結果を元に改善点・修正点を指示書としてまとめ、実践確認が完了するまで店舗に指示を出し続けることを徹底している。委員会の長はメニュー開発(丸山氏)・接客サービス(福森氏)が担当し、広報支援は青野氏自ら行っている
 本年も6店舗の出店を目標にしているが、実現は夢ではないと確信した。

株式会社エスエルディー


代表を務める青野氏。


エンターテイメント事業部の発表。


全体風景。


各部に分かれてミーティング。


月例プレゼンをする社員


飲食事業部の発表。