世界のトップシェフ21名が集まる料理学会「世界料理サミット2009 TOKYO
TASTE」が始まった。名誉顧問となった、ジュエル・ロブション氏(ジュエル・ロブション・オーナーシェフ)、フェラン・アドリア氏(エルブリ・オーナーシェフ)の2名を中心に、フランス、イタリア、スペイン、イギリス、アメリカ、日本から21名のシェフが集まり、1人ずつステージ上で調理を実演講義する。
オープニングのディスカッションで話題となった「オートキュイジーヌ」という日本では耳慣れない言葉が印象的だった。他では味わえないような感動を生み出す、びっくり仰天するような料理のこと。そのために、化学を料理に持ち込むという考え方が西洋では主流。日本のオートキュイジーヌの典型は、「すきやばし次郎」で84歳の主人が握る寿司だとジュエル・ロブション氏が語った。
「世界料理サミット2009 TOKYO TASTE」
委員長として本大会を推進してきた服部幸應氏を中心に、世界からトップシェフが集まった。
本大会の総裁は、小泉純一郎氏。
ミシュランの、ジャン・リュック・ナレ氏もスピーチ。
「オートキュイジーヌ」のリーダー、ジュエル・ロブション氏
スペインの食育プログラム「アリシア」にも関わる、フェラン・アドリア氏
日本料理を世界に広めた、松久信幸氏。