ダイヤモンドダイニング子会社、シークレットテーブルは、買収した「今井屋」の不採算店の業態転換を進めている。横浜西口店と浜松町店を、新開発の九州料理・炭火焼「九州黒桜」に転換し、各々4/1、15に開店させた。浜松町店は4/11(土)まで「今井屋」として営業し、中3日後の4/15(水)に「九州黒桜」としてオープンさせる早業。人気の定番九州料理に加え、「今井屋」らしいこだわりを残すため、すっぽん鍋でアクセントを付けた。「今井屋」の料理長が生きたすっぽんを捌く。スタッフは、旧フードスコープの精鋭を集めた。シークレットテーブルの将来がかかる店だ。
客単価5千円の「今井屋」は横浜や浜松町という立地には馴染まず、4千円以下に抑えたふさわしい業態で出直す。入居するビル、ムーンストリート大門には高客単価店が多いが、周辺に比べて寂しい感がある。
「九州黒桜」東京都港区浜松町1-28-13 ムーンストリート大門4F
電話:03-5425-1160
営業時間:ランチ 月〜金 11:30〜14:30(LO 14:00)
ディナー 月〜土 17:00〜23:30(LO 23:00)
株式会社シークレットテーブル
すっぽん小鍋980円とリーズナブル(写真は2人前)。雑炊は880円。コラーゲンたっぷりで女性客にアピール。
すっぽんの甲羅。生きたすっぽんを店で捌く。
レセプションで出された、すっぽんの生血のシャンパン割り。
自家製烏賊シュウマイ
エレベータが開くと、待ち構える暖簾。
壁面にペイント、焼酎棚の作成など改装はごく一部。
10人は座れる長いカウンターが料理屋らしさを出す。
オープン時の販促。
4/13に好決算を発表したばかりの松村厚久社長。