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居酒屋甲子園、”感動”から”学び”に路線変更。エンターテイメント居酒屋、「OHANA 刈谷店」(愛知県)優勝。

2009.8.20
 第4回居酒屋甲子園がパシフィコ横浜で8/19(水)に開催された。全国からのエントリー1103店から覆面調査などで選ばれた6店が、決勝大会のステージに上がった。5千人を超える観客の投票が最も多かった「OHANA 刈谷店」が優勝。OHANAとは、ハワイ語で家族、仲間を表す。インテリアデザイナーを目指していた松田真輔氏が転身して始めた店。居酒屋はエンターテイメントを提供する場だと考え、非日常を演出できるマジックでお客を驚かせる繁盛店。居酒屋甲子園の前理事長、大島啓介氏が率いる「てっぺん渋谷 女道場」も出場し、大島氏自ら社長としてのスピーチで会場を驚かせたが、優勝には至らなかった。
 第4回から理事長に就任した高橋英樹氏の下、今までの人情に訴えかける”感動”パフォーマンスから、人事や仕入れ、販促など他店への”学び”プレゼンテーションの場へと路線を大きく変えた。大島氏の「てっぺん渋谷 女道場」が優勝できなかったことが、居酒屋甲子園の世代交代を象徴している。

優勝:「創作和洋ダイニング OHANA 刈谷店」(愛知県刈谷市)
準優勝:
「居酒屋 夢のや 相生店」(群馬県桐生市)
「原始炭焼 いろり家 東銀座店」(東京都中央区)
「てっぺん渋谷 女道場」(東京都渋谷区)
「創作居酒屋 花と竜」(福岡県北九州市)
「琉球茶房 あしびうなぁ」(沖縄県那覇市)


優勝した「OHANA 刈谷店」の皆さん。


優勝後のヒーローインタビューに答える、松田真輔氏(株式会社OHANA 代表取締役)


「てっぺん渋谷 女道場」のプレゼンテーションには大島啓介氏も登場したが、優勝には至らず。