 今月の特集『音楽効果！ BGMで集客力をUPさせる』（2／3）面
-ジャズで狙うワンランク上の演出-
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| 和食居酒屋『蔵』 |
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| 吹き抜けが気持ちいい店内 |
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| 店長兼料理長の大瀧泰さん |
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| ２階は宴会スペース |
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東京都 武蔵野市吉祥寺本町 2-8-4 コスモビル 4F
電 話：0422（21）6653／ 営 業：17時30分〜23時30分
休 日：年中無休
客席数：90席／ 客単価：約4500円／ 回転数：1回 |
現実から切り離された「もうひとつの空間づくり」
『和食もめん屋』の客層は、30代から40代のサラリーマンを中心に、20代の若者から70代のお年寄りまで幅広い。平日は仕事帰りのサラリーマンやカップルが多く、週末はわざわざ遠方から毎月のように訪れる常連客もいるという。この3年間で客数は着実に増え、店はほとんどいつも満席状態。BGMのジャズの音量は大きめにし、照明はソフトでやや暗め。居心地のよい空間で、客が遠慮なく会話を楽しめるように、BGMの音量や照明の明るさには常に気を配っている。癒しの効果をもつ木の香りとモダンな内装、アメリカンなジャズと和食のメニューという、一見相反するように思える二つの要素が、しっくりと調和してリラクゼーションの効果を生んでいる。仕事帰りにちょっと寄って、店の自慢メニューの豆腐料理や牛すじの煮こみをつつきながら日本酒を飲み、仲間やカップルでくつろぐ。BGMに流れるジャズが、家庭とも街の雑踏とも違う、どこか現実から切り離された「もうひとつの空間」に連れていってくれるようだ。モダンでありながら、懐かしい場所。今のお客が求めているのは、そういう店なのかもしれない。
好きだから、意外性のある物を喜ぶんです。こういう和風の店で、もし民謡や演歌が流れたりしたら、お客はかえってしらけちゃうと思いますよ」
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