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2000.10.28
 今月の特集 繁盛を呼ぶ!お店づくりの心理学(1/3)面
-お客様の行動を先取り、繁盛に役立てる-
今月の特集キーワード  
  空間的広がりと距離が人に与える心理的影響とは 1面
  テーブルの形、座る位置にもワケがある 1面
  色で左右される?人間の食欲や体感温度 2面
  おいしい比率は5:3 2面
  ボディランゲージが送る心へのメッセージ 2面
  メニュー提示は「クライマックス法」か? 「アンチクライマックス法」か? 2面
  キーワードは、1,好意 2,希少性 3,権威 2面
  同調行動 2面
  ポジティブな心理状態は注文意欲を湧かせる 3面
  「誉めて育てよ」はこどもに限らない 3面
  スタッフの心にそっと踏み入れる説得の仕方とは 3面

店内レイアウトやインテリアを
          心理学的に見直してみる
 まずは店内コーディネートを心理学的に検証してみよう。人間は無意識のうちに、人と物理的な距離をとっている。これにも心理学的な意味がある。同じ時間を過ごすなら、空間的にもいい気分で食事や、お酒を楽しみたい。そのための空間づくりに心理学的アプローチを取り入れてみよう。空間が人に及ぼす作用を学び、店内レイアウトに反映させるのだ。
空間的広がりと距離が人に与える心理的影響とは
 10人前後で討論をする場合、部屋の広さ狭さが、会議の結果や雰囲気に影響を及ぼすという実験結果がある。それも男女差で、反対の効果があるという。男性グループの場合、広い部屋で討論したほうが和やかで「快適」と感じ、女性だけの場合は反対に狭い部屋で行ったほうが親近感が湧き、「快適」と答える人が多いという結果が報告されている。
 この実験結果から言えば、ビジネスマンが多い界隈の飲食店であれば、店内が広々と見える工夫が「快適」さを醸し出すことになる。
個室という狭い空間をうまく演出 丸テーブルは互いの印象を和らげるのに向、新密感を醸し出す 狭い空間は親密感が増す テーブル間の距離を充分にとる事で「パーソナルスペース」を確保

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