02.12
ダイエット 1
ヨガは有酸素運動なので、続けることで代謝が上がり、体の隅々まで血液を流すことができるようになります。そのように体が変化することで、肥満の原因である冷えを解消することができ、汗をかくようにもなります。また、ヨガのポーズによって遅筋という細い筋肉を鍛えることができ、しなやかな筋肉を付けることができます
ダイエット2
肥満の原因の一つとして食べすぎがあります。これらは自分が必要とする以上の量を欲してしまうから。人間はイヤなことがあったりすると、そのストレスを何かに代えて、自分を楽にしようとする習性があります。それらを代替欲求と呼びます。ヨガをすることで、その欲求とうまく向き合えることができ、本来の自分の食欲を理解することができるようになります。
コミュニケーション
相手を受け入れ、自分を放つ。相手の力を受けるのではなく、その力と戦うのではなく、自分の見方に変えていくのもヨガの考え方。ヨガをして自分と向き合っていくことで、人との関係、そして社会における自分というモノを客観的に見ることができるようになるのです。自分を客観的に見れるようになれば、相手はこう考えているからこう話しているのだということも、冷静に判断できるようになります。現代社会において人とのコミュニケーションをスムーズに行うには、自分の感情を中心にせず、思い込みにとらわれない客観性を持つことが大事。ヨガをすることでそんな自分になれれば、上手にコミュニケーションを取れるようになるでしょう。
内科的な健康
体の中に抱えたたくさんのトラブルも、そしてトラブルを防ぐ意味での予防医学としても、ヨガは最適です。内臓系の調子がよくない人、また女性の慢性便秘などには非常に効果があります。これは内科的な話ではないですが、ヨガをすると子供ができやすくなるということもよく耳にします。女性ホルモンの分泌を活性化させるヨガのポーズのたまものでしょう。
筋肉や関節の柔軟性
ヨガは筋肉、関節の強化、柔軟性にとてもいいと言えます。体の軸を意識しながら、筋肉の伸びる方向を左右、上下と双方向に伸ばすヨガのポーズが、とても柔軟で質のいい筋肉を作り出すのです。関節も同じように、あらゆるポーズを取り、まわりの筋肉をほぐすことで徐々に柔らかくなります。自分と向き合い、自分の体に無理をさせず行うヨガは、ケガなどにおけるリハビリにも最適です。
ビューティ
細い筋肉を鍛えることでしなやかな体になり、余分なお肉はなくなり。確実にスタイルは向上します。代謝が上がり、体内の毒素を排出することで、みずみずしい素肌、美肌を手に入れることも。ヨガのポーズは女性ホルモンの分泌を刺激するものが多くあるので、それによってホルモンバランスが整えられ、イキイキとしたエネルギーを放つ女性になれます。
想像力と創造力
現代の忙しい時間から離れて自分の時間を持ち、体に対して意識を集中していくことで、本来あった想像力がたくさん湧いてきます。また、自分の中をクリアにしておくことで、いいイマジネーションが降りてくるようになります。これらのイマジネーションを具現化するための力を手に入れるのは、ヨガをしている健康な体と心を持っているならたやすいことです。
人生上々
自分の体と向き合い、自分自身と向き合うヨガ。そんなヨガをしているからこそ、自分が本来向かうべきほうへと向かっていくことができ、とても自分らしい生き方ができるようになります。そうなると誰かのモノでない自分の人生が始まり、それに対して努力し、常に自分に素直にしていられるので、おのずと人生は高みへと導かれます。
メンタルバランス
例えば「息を呑む」「ひと息つく」「ため息」など、ここで言う息とは呼吸のこと。呼吸の速さや状態は精神的なバランスの表れです。焦ったり怒ったりしていれば速く浅くなり、リラックスしていればゆっくりと深くなります。ヨガでは、この呼吸に意識を向けることにより、意識的に呼吸を操作すること(=心を操作すること)を学んでいきます。また、自分と向き合う時間を取る、つまり瞑想を行うことで穏やかになることもできます。呼吸法や瞑想法を含むヨガは心のバランスの揺れ幅を、自身でいい状態にキープできるメソッドなのです。
カラダにいいこと教えてもらいました。
日本橋にあるレストラン「庄一」です。
オーガニック食材を使用して毎日日替わりで出すメニューは常時12〜14品。9つのブロックに分けられた容器をもらい、自分で好みのものを好きな分だけ、というビュッフェ式。そこにメインになる日替わりが肉か魚の1品が付き、玄米と白米のご飯、味噌汁でランチは850円、ディナーは1000円。
「オーナーが関西人なんです。で、“東京で1000円以下で旨い店は少ないなあ”と。わかっていただけますか、そのノリ。それで美味しいもの、カラダにも心にも優しいご飯を出そう、と2003年にオープンしました」
昭和30年代、最も元気だった日本の雰囲気を店内に再現。テイクアウトもできることなど近隣会社員の需要が高く、オープンから翌年、浜町に支店を出した。
ヨーギー、というとベジタリアン、のイメージがあるが、そうばかりではない。カラダに、心にいいものを食べるのが必要なのだ。
庄一ではオーガニックワインや日本酒、焼酎などこだわりのお酒も取り揃える。ディナーのメニューも昼と同様の定食形式で供し、それをつまみに飲む人も多いという。美味しいものなど漠然としている。しかし旬の野菜が盛り込まれた鉢を前にあれこれと悩むのは、楽しい。そして美味しい、おなか一杯、という幸福感。
「生産者の顔がわかる材料、そして、ことこと手作りがモットーです」
自宅でもオーガニック食材を食べたい、でも売っている店が近くにない! との声を聞いた。しかしオーガニックに賛同する向きは確実に増加し、宅配や有名店ではナチュラルハウス、などユーザーも増加している。
東京の下町、台東区入谷に自然食材店を始めて17年という「パンプキンハウス」がある。
御歳「今年年女なの」という谷川さんは子どものアトピーや自分の更年期など、“食”に問題ありき? と自分自身は30年前からマクロビオテック、デトックスも行っている。そして本当にいい、という実感を持って同店をオープンした。「カラダにいいものは美味しいのよ。最近ヨガも始めたの」と言う谷川さんの、本当に肌といい、とても72歳とは思えないのだ。
店内には米や野菜、玉子といった食材をはじめ、カラダと環境に優しい洗剤など多数の商品が並ぶ。
「私が今住んでいる家に流れる水、下水処理場はどうなっているのか。人って水でできているでしょう。だから、特別いいものを取ることはないかもしれないけど、悪いものは取りたくないじゃない」
昨年行われた「愛・地球博」のあるパビリオンでは同店も取り扱っている水、「FFCウォーター」がミストとして使用された。この水の持つ特徴、生物の機能や化成を高め酸化や腐敗を抑制する、等に着目されたことからだ。
パンプキンハウスを運営しながらエコフェスタに出展、区の地域環境活動に積極的に取り組むなど精力的な谷川さんは「下町のうるさばばぁって思って欲しいの。私自身が身を持って体験したものばかり並べてるから、どうしても話が弾んじゃって。基本的にはお店での販売だけど、宅配も受けています。ただし、食材や量はその時次第で変わります。お水は本当に基本よ。これは品切れはありません。 でも考えて、米も野菜もリンゴも玉子もみんな命を作ってるんだ、ということ。だったらちょっと意識してご飯を食べるパワーをカラダにいいことにも使ってあげたいじゃない」