スペイン・ガリシア州政府が、ミシュラン1つ星レストラン「PEPE VIEIRA(ペペ・ビエイラ)」のオーナーシェフ、ショセ・カンナス氏と、チーフソムリエ、ショアン・カンナス氏の兄弟を日本に招へいし、1/16にガリシア料理やワインのPRを行った。ショセ・カンナス氏は同州生まれで、ガリシアの伝統料理を基本にクリエイティブな調理を行っている。スペインの料理学会「マドリッド・フュージョン」で、2002年に「新星レストラン賞」、「ガリシア・ベストシェフ賞」を受賞。2009年にミシュラン1つ星を獲得した。
ガリシア州は、スペイン北西に位置し大西洋に面すしている。州都サンティアゴ・デ・コンポステーラはカトリック巡礼路の終点。聖ヤコブの遺体があるとされ、ローマ、エルサレムに次ぐ聖地。ガリシアのワインは5つの原産地呼称が認められている。料理は、「タコのガリシア風」「ガリシアスープ」など魚介類を使ったものが中心。スペインバールの人気とともに、より深いスペインの郷土料理への関心が高まっている。
ワイナリー和泉屋 新井治彦氏のブログで紹介された「PEPE VIEIRA(ペペ・ビエイラ)」
http://wizumiya.blog.so-net.ne.jp/2008-12-10
「PEPE VIEIRA(ペペ・ビエイラ)」のオーナーシェフ、ショセ・カンナス氏。
ショセ・カンナス氏の兄で同店チーフソムリエ、ショアン・カンナス氏。
「タコのガリシア風」。タコと玉ねぎを茹でて、オリーブオイルと塩をかける。白ワインに合う。
「ホタテのリンゴとライム添え」。酸味の強いリンゴを使う。
「ホタテ小柱のエンパナーダ(ガリシアパイ)」。
「ムール貝のエスカベッシュ、シナモンとミント風味」。