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ワタミ、ファーストフード居酒屋「仰天酒場」はプリペイドカード&タッチパネルで注文。人件費削減分をフードに投下。

2010.8.5
 ワタミが、手軽にちょっと立ち寄れるファーストフード型居酒屋「仰天酒場」をついにオープンさせた。専用プリペイドカードにお金をチャージして、席にあるタッチパネルで注文する。出来上がりをタッチパネルから知らせてくれ、お客が自らカウンターに引きとりにいく。バッシングは店スタッフが行う。これにより、スタッフ数を通常の8人から5人に減らすことが可能と計算。人件費削減分をフードに投下し、原価率43%にまで高め、満足度を上げる。トータルではFL56%に抑える。8割は税込250円メニュー、他は500円。滞在時間60分、客単価1500〜1800円と想定。
 しかし、接客には手を抜かず、キッチンでは全て客席を向いて動作できる設計とし、お客とのふれあいは追求する。「米国で進むクイックカジュアルと、ファーストフードの融合した業態」と位置付ける。試行錯誤を続けながら、直営と社員FCで展開する。「仰天酒場」はショルダーとし、その後にオーナーの好みの店名を付けることができる。

「仰天酒場 和っしょい2」五反田東口店
東京都品川区東五反田5-28-12 ワタナベボクシングビル1F
電話:03-5475-3945
営業時間:16:00〜24:00 *無休


外観。JR山手線沿い。


各テーブル脇に置かれたタッチパネル。プリペイドカードをかざせば、その場で清算。


店の中央に置かれたチャージ機。


プリペイドカード。


カード裏面には、お客様番号。これを見せてカウンターで料理・ドリンクと引き換える。


名物「コラーゲン!豚テールチゲ」 250円。


モツカレー 250円。


料理もドリンクもお客が自分で取りにいく。


店内。


業態説明を行う、桑原豊社長。