ホルモン酒場「合掌」などを展開する株式会社fun function(東京都中央区、合掌智宏代表)が、北海道食材の宝庫、八雲町とコラボしたご当地酒場「北海道八雲町」の2号店を東京・浜松町に8/5(木)にオープンさせた。委託店舗も合わせて同社6店目。1号店は三越前に昨年8月オープン。売上は毎月更新し、現在は50坪・80席で月商1300万円を売上げる繁盛店。八雲町は日本で唯一、太平洋と日本海のふたつの海に面し、かつ酪農地帯でもある。同町とコラボしその地の魚・肉を直接仕入れて、東京のお客に安く提供している。売値は安いが、トータルで原価3割はキープ。
「たまたま、友人が転勤で八雲町に移り、食材を送ってもらっていました。1号店の物件に出会った時、周りが都道府県のアンテナショップだったんで、八雲町とコラボしてその食材を使った居酒屋を作ろうと思い、町役場に直接アプローチしたことが始まりです」と合掌社長。町役場は地元産業のPRになると協力を決め、難しい漁協との直取引の門戸を開いてもらったという。全食材の約8割が八雲町産。合掌社長は他の地方自治体ともコラボして、「ご当地酒場」という業態を水平展開することを狙っている。
「ご当地酒場 北海道八雲町」浜松町店
東京都港区芝大門2-4-3
電話:03-5408-3393
外観。大門交差点近くの2階建て1軒屋。
入口スグに、大漁旗と食材の冷蔵ケースがディスプレイ。
よしず張りの店内。
刺身盛り合わせ 2人前1380円。ボリュームと新鮮さに驚く。脂の乗ったホッケ刺しは珍しい。
八雲町の3つの漁協との直取引で安く提供できる。
ビールは、人気のスーパードライエクストラコールドも扱う。合掌智宏社長(左)とアサヒビールの鈴木貴彦氏。
合掌智宏社長(左)と、プレスレセプションに遠路駈けつけた川代義夫八雲町町長(右)。