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フードリンクレポート


デベロッパー注目の「ろくまる五元豚」。人事評価にも注目!
羽中田 英治氏
株式会社クラウドプロスパー 代表取締役

2008.2.22
豚しゃぶブームに火を付け、ディベロッパーから人気の「ろくまる五元豚」。他に主力5業態、直営21店、ライセンス5店を展開するクラウドプロスパー羽中田社長。実は畑違いの大手広告代理店の出身。大手の人事評価手法で働きやすい外食企業を築いた。


「ろくまる五元豚」青山店 外観

豚しゃぶ「ろくまる五元豚」を始め5業態、直営21店

 株式会社クラウドプロスパーは、羽中田氏が大手広告代理店、株式会社アサツーディ・ケイに20年間勤務した後、立ち上げた外食企業だ。元々は広告会社だったが、傍ら展開していた外食が好調で、4年前から外食事業に専念し、株式公開を目指している。

 豚しゃぶ「ろくまる五元豚」5店、「もつ鍋ろくまる」3店、おでん「おぐ羅」2店、沖縄料理「でいご」3店 「ピザーラ」4店の5業態をメインとし、ガレット「L.A.ガレット」1店、鶏料理「銀座 若どり」1店など直営21店舗を展開している。売上高約18億円。他に「ろくまる五元豚」はライセンス5店がある。

 「ピザーラ」を始めたのは、運営する株式会社フォーシーズの淺野秀則社長が、羽中田氏の慶応大学時代の先輩であることが契機。広告業の傍ら、「ピザーラ」を加盟店として運営してきた。

 オリジナル業態の第一号は、株式会社カゲンの中村悌二氏プロデュースで赤坂見附に作ったラーメンダイニング「鳳」。しかし、ビルの地下1Fで営業していたが、ビルオーナーが1〜2階にラーメン店を入居させてしまい、退店する。

 そして仕入れ先の豚肉店から「上州五元豚」を紹介され、同じく中村悌二氏のプロデュースで、2004年に「ろくまる五元豚」1号店を恵比寿にオープンさせた。

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狙うは「和食カテゴリー専門店」
売上が悪いのは、店長ではなく経営が悪い!
(写真全5点)


羽中田 英治(はなかた えいじ)
株式会社クラウドプロスパー 代表取締役。1956年生まれ。東京都出身。慶応大学卒業後、株式会社旭通信社(現在のアサツーディ・ケイ)に入社。広告会社で独立するが、外食事業に転換。株式会社クラウドプロスパーを外食企業として株式公開させようとしている。

株式会社クラウドプロスパー http://www.cdpr.jp/
「豚しゃぶ 五元豚」 http://www.gogenton.jp/

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2008年2月5日取材

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