・お酒好きに聞きました。どうしてウイスキーを飲むんですか？

　今回はちょっと手法を変えて、ウイスキーについて生の声をお伝えしたいと思います。お酒が好きな20代〜50代の男女約30名にアンケートをとってみました。


●どんな時にどんな飲み方でウイスキーを飲みますか？

「居酒屋でビールを1、2杯飲んだあとにハイボールを飲む」（30代女性）、「外食時、1軒目で食事をしながら1杯目はビール、2杯目から5杯目くらいまでひたすら角ハイボールを飲み続ける。」（30代男性）と、ビール後のハイボール派が多数。ビールの代わりにハイボールと思いきや、ビールもハイボールも飲むケースが多いよう。

　また、「居酒屋で外食したとき食事中に、ソーダ割りで飲む。2軒目に行った時に、バーでロックで飲む。」（20代女性）、「１軒目ではハイボール、2軒目のバーなどでオールド・ファッションド（ウイスキーカクテル）。」（30代男性）など、シーンによって飲み分ける人も目立ちました。

「2軒目のバーでロックで。女性と飲む時はあまり飲まない。男同士で飲む時かな。」（30代男性）という意見も。ゆっくり語る時のお供なのでしょうね。


●どうしてウイスキーを飲むのですか？

「ゆっくり落ち着いて飲みたい時に合うお酒だから。」（30代男性）、「食後にもう少し酔いたいときに飲む。ビールはもういい、ワインのボトルだと重た過ぎるという時に。」（30代男性）、「疲れた時の癒しの一杯。ロックかニートで。一人でゆっくり飲みたい時に。」（40代男性）、「香りが好きだから。例えば、白州の少しだけ燻した香りが特徴的で飲みたくなるため。」（20代女性）なんて意見も。

　一方ハイボール派は、「爽快で飲みやすい。食事の邪魔をせずにお腹が膨れないから。」（30代男性）、「疲れた時にでも美味しく飲めるから。」（20代女性）など。やはりウイスキーとは違う目的で飲んでいますよね。


家でもハイボールという人も多い。


●ウイスキーと一緒に食べるとしたら何を選びますか？

　こちらも、ロック・水割り・ストレート派とハイボール派で意見が分かれますが、前者では、ドライフルーツ、チョコレート、スモークチーズ、ナッツなどが多数。私は知りませんでしたが、オイル・サーディンや生ハム、生牡蠣なんていう意見もいくつか。驚いたのは、お寿司！「ウイスキーと酢飯はケンカしないので、意外と合う。」との証言が。

　食事との組み合わせについては、来週以降、詳しく取り上げてみたいと思っています！


●カジュアルにウイスキーを楽しめるお店を教えてください。

「Splitz’Aoyama」（表参道）、「ANTHEMBLE by My Humble House」（丸の内）、「Di PUNTO」（銀座）、「ロックフィッシュ」（銀座）、「craftheads」（渋谷）　など。

　その他、面白かった意見としては、「未知の店に入って、やはりチェックするのはウイスキーのラインナップ。バーテンダーのウイスキーの知識は、ほぼその店の評価と直結する場合が多い。」という鋭い見方も。


　次回は、本格派Barのウイスキーセミナーに参加した模様をお伝えします！