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フードリンクレポート


声の響き渡る店内。
〜若者は今なぜ「グローバルダイニング」に行かないか?居酒屋化する恵比寿「ZEST」、トレンドを制したブランドの今〜(6−3)

2010.6.18
「権八」「ZEST(ゼスト)」「モンスーンカフェ」「ラ・ボエム」などの有名店を運営するのは言わずと知れたグローバルダイニング(本社:東京都港区南青山)。その店舗名は今の20-30代の若者でも一度は聞いたことあるであろう。先日恵比寿のゼストに行った際、サラリーマンが多く新橋の居酒屋に近い雰囲気さえ感じ驚いた。トレンドを制し「お洒落な店」の代名詞であったグローバルダイニングの店舗。今なぜ若者はグローバルダイニングに行かないか、その背景に迫る。6回シリーズの第3回目。レポートは国井直子。


「モンスーンカフェ」代官山店のバースディ。

声の響き渡る店内

 ハード面では、いくつかの店舗に特徴的にみられるのが吹き抜けのつくりでそれにより開放感がある。内外装の素材を含む細かいディティール部分までこだわり個性的に仕上げている。そのつくりにより単純に店内は声が響くというのが共通している。女性2名で来店し話し続ければ、通常の飲食店に居るよりも2〜3時間もすれば声がつかれていることを実感できる。又一人で来店ししばらく様子をみていればどれほど声の響き続けている店かということも体感できる。


「ラ・ボエム」銀座店 店内。
<続く>

【取材・執筆】  国井 直子 (くにい なおこ) 2010年6月12日取材

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