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フードリンクレポート


「出過ぎる杭は打たれない」さらなる新業態開発への取り組み。
〜「とんかつとサラダバー」で挑む“ロードサイドの雄”の新たなる挑戦〜(4—4)
中村 嘉利氏 株式会社エムグラントフードサービス 専務取締役

2010.7.1
ロードサイドの居抜き店舗で「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」を展開し、急成長した株式会社エムグラントフードサービス。今度はとんかつとサラダバーを組み合わせた新業態「とんかつ&サラダバー よしかつ」をオープンさせた。メイン+サラダバーというヒットの方程式誕生の裏側、今後の展開に迫る。4回シリーズの4回目。レポートは村田麻未。


「よしかつ」店内。いまや同社の業態に欠かせない存在のサラダバーも。

「出過ぎる杭は打たれない」さらなる新業態開発への取り組み

「年内に「よしかつ」を直営5店舗、FC5店舗くらいまでにもっていけたらいいですね。まだオープンから1ヶ月経っていないので分かりませんが、月の売上目標は1600万円。これは「けん」の一号店の1ヶ月目と比べてもかなり大きい額です。」と意気込みを語る中村氏。150席という店舗で1600万円。好調ぶりが伺える。

 実は、今回オープンした「よしかつ」は「けん」蒲生店を業態変更した形。狭いエリアに「けん」が密集し過ぎたことによる方向転換だ。同社にとっては初の業態変更というだけあって中村氏の心中は複雑だったようだが、「負けた気はしない」と攻めの姿勢は変わらない。


「黒豚ヒレカツ」(1995円)。
<続く>

【取材・執筆】  村田 麻未(むらた あさみ) 2010年6月17日取材

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