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フードリンクレポート


ワンコインでリーズナブルさを訴求。
〜鉄板焼のカジュアル化進む。立ち飲み、ワンコイン。〜(4−2)

2010.7.20
「鉄板焼」という業態はホテルのトップフロアに昔からあったように「高級業態」として位置づけられてきた。今でも特にアッパークラスのリゾートホテルなどではその土地の素材をそのまま焼き、シンプルな味つけで食べさせるという部分で変わらず健在。他の国からステイをする者にとっても「素材そのまま」「シンプルな味つけ」「目の前で調理」という点で「安心してセレクトできる業態」として万国共通で認識されている。近年ではこの「鉄板焼」に別の切り口を掛け合わせた新しい鉄板焼業態が街なかで人気を集めているという。その現況について探った。4回シリーズ。レポートは国井直子。


お好みやき(500円)。小さな持ち手のついたパンに「きゅっ」と盛られる。

ワンコインでリーズナブルさを訴求

 新宿御苑駅前徒歩1分、昨年4月にオープンした「鉄板焼・お好み焼・cuisine 鉄のや」(運営:株式会社パウンドコーポレーション)は「鉄板焼バル」をうたう。10席ほどカウンター中心のこじんまりした店内はまとまり感がありスタッフと又お客同士との距離が近い。


「鉄のや」 外観。
<続く>

【取材・執筆】  国井 直子(くにい なおこ) 2010年7月12日執筆

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