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フードリンクレポート


夏本番、フローズンカクテルの季節がやって来た!
こんなカクテルに誰がした?あの美味しさとカッコ良さをもう一度! Day10

2010.7.2
近頃、カクテルを飲む機会が減っていませんか?今、若者を中心に「カクテル離れ」が進んでいます。居酒屋で飲んだまずいカクテルに懲りたから?本当に美味しいカクテルに出会ったことがないから?バーでスマートに注文し、丁寧に作られた美味しいカクテルを、名前の由来なんか語りながら飲む。かつて、カクテルにはそんなカッコ良さがあったはず。カクテル人気の復活を期待しながら、美味しいカクテルを追い求めます!レポートは村田麻未。毎週水曜・金曜に掲載。全18回。


フローズンダイキリ。

夏本番、フローズンカクテルの季節がやって来た!

 梅雨に入り、蒸し蒸しとした日が続いています。こんな時には、冷たいフローズンカクテルが飲みたくなりますよね。今回はフローズンカクテルを求めて蒸し暑い夜の街に繰り出しました。

 フローズンカクテルの代表格と言えば、何といってもフローズンマルガリータ!六本木にある「GRINGOS」では、フローズンカクテル用のマシンがあります。輸入して設置したという店内の専用マシンでは、材料であるテキーラ、コアントロー、ライムジュース、トリプルセックが入り、グルグルと混ぜられながら回っています。


カウンター奥に設置された専用マシン。


マシンからグラスに直接注ぐだけ。

 既に出来上がった状態で回っているので、塩を付けたグラスに入れるだけ。生ビールのように、「とりあえずマルガリータ!」という最初の一杯にもピッタリです。


この大きなマルガリータグラスが豪快で、楽しさを演出。


蒸し暑さも忘れられそうな、シャーベット状に盛り上がった感じがたまりません。


メキシカンテイストの店内で気分も盛り上がります。

 ラテンのノリでフローズンマルガリータで乾杯すれば、楽しくなること間違い無しの夏の夜です。

 銀座の街で見つけたのは、スムージーカクテル。銀座の「oasis BAR‐feel at ease‐」。季節のフルーツを使い、好みのお酒でスムージーカクテルを作ってくれます。

 私が選んだのは、桃。そして、大好きなラム。グレナデンを加えて、氷と一緒にミキサーにかけます。長めの時間ミキサーにかけることで、フローズンカクテルよりさらに緩めの質感に仕上ります。これが、スムージーたる所以。フルーツは水分が多いので、氷の粒が粗めのシャーベット状に仕上げるのは難しく、スムージーカクテルとして提供しているそうです。


店長の羽賀さん。


かなり滑らかな質感。

 実は、この季節だからというわけではなく、スムージーカクテルは年中提供しているカクテルで、人気の定番だそうです。


「桃のスムージーカクテル」。バラの花も添えられ、女性に嬉しい演出も。

 飲んでみると、確かに非常に滑らか。一般的なフローズンカクテルよりも濃厚な味が楽しめました。

 今度は、フローズンダイキリをオーダー。ちょっとアレンジしてくださいとお願いすると、ブルーキュラソーとマリブを入れてくれました。


マリブとブルーキュラソーで一気に夏気分。

 グレープフルーツジュースも加えられ、非常にさっぱりと夏らしいフローズンカクテルでした。(冒頭写真)

 材料は変わらなくても、氷と一緒にミキサーにかけるだけで、豪華で楽しい雰囲気になるフローズンカクテル。もっといろいろ楽しめそうです。これからいよいよ夏本番。美味しいフローズンカクテルで涼しく過ごしたいですね。


【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ)


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