フードリンクレポート
日本一の海の家数を誇る逗子海岸にイタリアン海の家。
〜昨年の冷夏から一転。猛暑で海の家が復活。〜(5−1)
「YUKUIDO」 外観。
・日本一の海の家数を誇る逗子海岸にイタリアン海の家
海の家の数41軒と、全国でも最大の規模を誇っているのは、湘南でも東側にあたる逗子海岸海水浴場。昨年は38軒の出店であったが、今年は3軒増えて今までで一番多い出店数となっている。
逗子市役所によれば、去年の海水浴客数は24万人で、一昨年の42万人の57%ほどの来客と冷夏の影響を甚大に受けた。しかし今年は、7月29日の時点で21万人が訪れており、7月中に去年の客数を超えた模様だ。まだ、書き入れ時のお盆前後を残しているので、今年はひと夏を通すと一気に60〜70万人くらいまで来客数を伸ばしそうだ。
今、全国でも最も勢いのある旬のビーチが逗子海岸なのである。
41軒と日本最大の海の家数を誇る、逗子海岸。
逗子海岸でもダイニングを強調した運営を行っている海の家が「YUKUIDO」だ。昨年が初出店で今年が2年目となる。席数は70席。ロッカー、更衣室、シャワー室を完備している。営業は6月25日から8月29日まで。経営は住宅のリノベーション・リフォームを専門とする会社、ゆくい堂(本社・東京都台東区)。
「YUKUIDO」 店内。海の家にシャンデリア。
食事は東京・日本橋のイタリアンバル「ビゴーテ」と提携。毎日「ビゴーテ」のシェフが厨房に入って本格的なイタリアンを提供している。
ポモドーロ、ポロネーゼ、ボンゴレといったパスタ(各1000円)、包み揚げピザのカルツォーネ(500円)、生ハム、チーズ、オリーブなどのおつまみ(各500円)、地魚海鮮サラダ(900円)のほか、農家直送の減農薬の米を使った野菜たっぷりのロコモコ(900円)、ミートカレー(700円)、オムそば(800円)、冷しサラダらー麺(650円)などといった海の家で受けそうなメニューを、オリジナリティあふれたアレンジで出している。客単価は1400円。
パスタ各種 1000円。
<続く>
Copyright(C) FOODRINK CO.,LTD All Rights Reserved |