フードリンクレポート
ヘブンリーカクテルの条件とは?
日常を忘れて別世界へ行こう!ヘブンリーカクテル Day1
瞬間でご機嫌になれるヘブンリーカクテル。
・ヘブンリーカクテルの条件とは?
うだるような暑さの中、友人と待ち合わせをしたのは表参道の路地を入った所にある「ラスチカス」。表参道とは思えないような広いテラス席があり、南国風の植木に囲まれて気分はアメリカ西海岸。
元々は大使館の邸宅だったという建物を使った店舗。
店内との仕切りが全て開け放たれたテラス席は抜群の開放感。
早速、今回の特集テーマであるヘブンリーカクテルを注文してみました。
マンゴーを使った、店オリジナルの「コスモポリタン」。
特集に先立ち、ウォッカ、ジン、テキーラ、ラムなどの無色透明の蒸留酒“ホワイト・スピリッツ”を使ったカクテルを、そのイメージから“ヘブンリーカクテル”と名付けてみました。つまり、ウォッカベースのコスモポリタンもヘブンリーカクテルです。
トロピカルなマンゴーの甘さと共にウォッカの強いアルコールが体に入ると、途端にふわっといい気分になります。目の前には、オープンエアーの緑に囲まれた明るく開放的な空間が。楽しい気分になって、一気にテンションが上がります!この感覚がまさにヘブンリー。そして、この、瞬間で別世界へ行ったようにご機嫌になれるのがヘブンリーカクテルなのです。
友人が頼んだオリジナルの「グレープ・モヒート」は涼しげで夏にピッタリ。
アルコール度数は高いのですが、甘さと冷たさと開放感が手伝って、ハイペースで飲み干してしまいました。続いて、夏のヘブンリーカクテルの定番、「フローズン・マルガリータ」へ。
暑い日の屋外で飲む「フローズン・マルガリータ」は最高。
店内も広く開放感たっぷり。ちなみに窓は全て開放中。
私が以前住んでいたニューヨークでは、夏にビルの屋上にあるルーフトップバーやレストランのテラス席で、ヘブンリーカクテルを楽しむ姿をたくさん見かけました。甘く強く冷たいカクテルを開放的な空間で飲むのが、まさに夏の楽しみなのです。一杯目に飲み、食後にも飲み、終始ご機嫌な感じです。
アルコール度数が高いスピリッツを日常的に飲む習慣は日本には根付いていません。でも、果汁や炭酸と合わせれば飲みやすいく、美味しくて瞬間でハッピーな気分になれる素敵なカクテルになるのではないでしょうか。
この記録的な猛暑といい、先行き不透明な景気といい、いい加減げんなりしますが、そんな気分をヘブンリーカクテルで楽しく吹き飛ばしてみませんか?