フードリンクレポート
系列事務所で芸能活動を行うアイドルが働くメイド喫茶も。
〜アイドルに会いに行けるお店、じわり増殖中〜(5−4)
秋葉原のメイド喫茶老舗「ミアカフェ」。カレー、ケーキ、オムライスなどはメイドが席の前でお絵描きしてくれる。
・系列事務所で芸能活動を行うアイドルが働くメイド喫茶も
秋葉原のメイド喫茶でも老舗になる「ミアカフェ(Maid in Angels’ Cafe)」は2004年4月のオープン。開業以来、メイドのルックスレベルの高さには定評があり、作詞家の秋元康氏が05年にAKB48をプロデューサーとして立ち上げる時に何度も視察に訪れたほどだ。
「秋元さんは秋葉原のメイド喫茶を熱心に回っていらしたですよ。ウチには特によく来られていました。AKB48を立ち上げた頃はまだ良いメンバーが揃っていなくて、どうしたら女の子が集まるのか質問もされていました。よく秋葉原のメイドでスカウトされていましたが、待遇が悪すぎて誰も行かなかったようです」と、感慨深げに話すのは同店を経営する、ナーズアンドギークス取締役副社長・寺島弘祥氏。
現在は撤去されたが、AKB48劇場にあった、メンバーの缶バッチやお気に入りメンバーと2ショットチェキが撮れる券などが当たるガチャガチャなどは、メイド喫茶のサービスをヒントに設置したものであった。
「ミアカフェ」 外観。
店内。
現在は行っていないが、「ミアカフェ」ではAKB48の衣装のレプリカを着て接客する、AKB48応援キャンペーンを過去に何度か開催した。ナーズアンドギークスは系列にミアコスチュームというアパレル部門を有しており、メイド服やコスプレ衣装を製造販売しているが、そのアパレル部門で衣装は作成した。
卒業生の中にはAKB48の姉妹グループで名古屋の栄を拠点とする、SKE48に入った人もいる。
★続く
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