フードリンクレポート
アラフォーもヘブンリーカクテルで盛り上がる!サルサ・バーの熱い夜。
日常を忘れて別世界へ行こう!ヘブンリーカクテル Day9
六本木のサルサ・バー「El Cafe Latino」に潜入!
・アラフォーもヘブンリーカクテルで盛り上がる!サルサ・バーの熱い夜
ここ数年、盛り上がりを見せているサルサ人気。サルサ好きが集まり、お酒と共にサルサを楽しむのが、ダンスフロアとバーが共存するサルサ・バー。六本木には、そんなサルサ・バーが7軒ほどあります。その中の老舗「El Cafe Latino」に潜入してきました。
2004年から営業をしている「El Cafe Latino」。
平日の夜21時。店に着くと、地下1階のフロアから音楽とダンスを指導する声が聞こえてきます。毎日、19:30〜21:00まではサルサレッスンがあり、1回1ドリンク付き2500円でレッスンを受けられるとのこと。
熱気溢れるレッスン風景。
この日も、定員maxの40名が講師のかけ声に合わせて、ところ狭しと踊っていました。年齢層は意外と高く、30代後半〜40代、アラフォーの方々が中心。男女半々の割合で、ジャケットを脱ぎネクタイを外したスーツ姿の男性も多く見受けられます。
レッスンが終わると、一般客も入れる通常営業が始まりました。レッスンを受けた殆どの人がフロアに残り、まずはバーカウンターへ。ドリンクの注文です。チケットと交換するのは、モヒート。次々モヒートのオーダーが入ります。店長のアレックスさんによれば、注文の40%がモヒートだそう。一般のお客さんでも、このモヒートだけ飲みに来る人がいるとか。週末は、100〜120杯のモヒートが出る日もあるといいます。
フロア奥にあるバーカウンター。
甘みが強めのモヒート。たっぷり入るジョッキでサーブされます。
ホワイトスピリッツ中心のドリンクメニュー。
モヒート始め、カクテルやビールを飲んで、大音量でかかるサルサナンバーに合わせて、激しく踊り狂う男女。ここは確実に別世界です。1曲ごとに相手を替えていくので、曲が終わると、それぞれが次の曲の相手を探して声を掛けます。
みんな汗だくになりながら、激しくサルサを踊っていました。
「誘っちゃいけませんか?」と私に声をかけてきたのは、40代後半とおぼしき会社員風の男性。カメラ片手にメモを取って踊らない私を誘ってくれたのです。一見、女性に声をかけそうにない、どちらかと言えば地味なタイプの男性だったので驚いて、サルサは踊れない旨を伝えましたが、「大丈夫!簡単だからやってみましょう!教えますから。」といきなり手を取られて、半ば強引にフロアに連れて行かれました。もうこれはカルチャー・ショックの域です。これはモヒート、ヘブンリーカクテルのなせる業なのかもしれません。
ヘブンリーカクテルとアラフォーのパワーに圧倒されたサルサ・バー初体験でした。