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原点は日本で居酒屋を続けることへの不安感。
～上海とシンガポールに出店、居酒屋の将来に不安～（３－３）
深見浩一氏　株式会社PrunZ（プランズ）　代表取締役社長

2011.3.25

第５回居酒屋甲子園で優勝した「炎丸」を展開する深見氏。食肉卸であり「焼肉でん」を展開する株式会社ゼンショクで、取締役関東執行責任者も兼務している。自社店舗は未だ６店ながら、今年５月にはゼンショクで上海に、プランツでシンガポールに出店予定。さらには、学習塾も始めるという。その意図は。３回シリーズ。レポートは安田正明。

今年１月、東京・五反田にオープンした６号店「炎丸酒場」。震災後も売上は好調。

・原点は日本で居酒屋を続けることへの不安感

「中国やシンガポールのカードを持って、飲食以外のビジネスもできるプラットフォームも作っておきたい。日本で居酒屋を続けることにリスクを感じます。そのリスクヘッジのために、海外出店や異業種参入を考えています。

　少子高齢化、オーバーストアで縮小を続ける日本の外食市場。昨年には市場規模で中国に負けた。深見氏の原点は日本で居酒屋をやることに対する不安感。

「今は６店舗。盛業していますが、
★続く。
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【取材・執筆】　安田　正明（やすだ　まさあき）　　2011年3月2日取材