・神戸の兄貴分的存在は、オマール海老で価格破壊！

　神戸三宮を中心に創作ダイニングを8店舗展開する、株式会社ＢＩＰ　代表取締役　吉森賢二氏は、神戸の若手外食経営者の兄貴分的な存在である。吉森氏は後輩の相談を親身になって聞いたり、若手経営者から慕われている。また、周りに流されない自分流を貫き通す冷静沈着な経営者でもある。

　吉森氏は、地元、神戸で１８歳から飲食業で働き、２７歳で独立。そして、３１歳でＢＩＰを設立した。ＢＩＰの由来は、Be in progressの頭文字をとった。常に進歩を続ける、進行中であると社名に掲げる。

　「基本的に決裁は現場にゆだねる」というのことが、BIPの考えと語る吉森氏。１８歳から外食の現場で学んできた吉森氏は、現場のリアルな声がお客様からの生のニーズであると実感しているからである。

　同社が仕掛けた新たなコンテンツが、欧米諸国を中心に世界でも食されている、高級食材のオマール海老（ロブスター）である。

　「Euro Dining Omar、s」は、大阪の京橋、また今月（７月）には、お初天神にも出店した新業態である。高級食材のオマール海老を独自のルートで大量に仕入れることによって、格安でオマール海老が提供できる。まさに、オーマル海老の価格破壊である。もちろん、自慢のオマール海老は店内の水槽で泳いでいる。オマール海老をメインで使ったレストランは、東京でも珍しい。

　オマールエビを丸ごと蒸した「スチームロブスター」（レギュラー／500ｇ）は、2500円。恐らく、この価格で食べられるのは、他には無い。神戸三宮から、大阪へ。今後も、積極的に大阪のキタエリア、天王寺など、店内には、１０店舗を出店すると断言している吉森氏の目には、既にオマール海老で東京進出を視野に入れているのであろう。


■株式会社ＢＩＰ　代表取締役　吉森賢二氏
〒650－0012　神戸市中央区北長狭通2－10－12　ＳＥＩＧＹＯビル３Ｆ
電話：078－391－3466
店舗数：9店舗
ＨＰ：http://bip-group.net/