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【関西外食!めっちゃ熱いやんけ!!】
No.4 神戸を中心とした駅前に展開する、駅前グループの凄さ!

2011.7.22
現在、著しい成長を続けている、大阪。東京の次に日本の外食をリードする拠点でもある。大阪駅の開発プロジェクトによって、大阪の街が注目されている。また、今後は大阪駅北側に広がる梅田貨物ターミナル一帯も再開発事業の手が加わり、国際交流・教育・ビジネスの拠点へと変わる。今、日本中で最も熱い関西エリア(大阪・兵庫・京都)の熱い外食経営者達を毎日1人ずつ紹介する。レポートは小山裕史。


吉本成振氏(株式会社駅前 常務取締役)

神戸を中心とした駅前に展開する、駅前グループの凄さ!

 株式会社駅前。社名の通り、神戸駅、三宮駅を中心とした6駅の駅前に、居酒屋、寿司、海鮮丼など3業態9店舗を展開する。もちろん9店舗全てが、駅前にある。そんな駅前の指揮をとるのが、株式会社駅前 常務取締役 吉本成振氏である。

 29歳の若さで、常務を任され、神戸に駅前ありとのブランディングを確立した。駅前は、神戸中央卸売市場内に本社を構え、駅前の商品は、市場で仕入れた新鮮な鮮魚を業態別に提供している。

 駅前を語る上ではずせないのが、なんと言っても、驚きの価格帯である。まずは、居酒屋業態の「市場食堂駅前」である。なんと、エビス樽生の中ジョッキが290円。市場から仕入れた鮮魚の刺身7点盛りが1344円、活アワビつくりが504円、生鮪中おちが、263円。その他、天ぷらが105円~と、まさに漁港の食堂の価格である。また、24時間365日営業で、多方面で働く、神戸の台所である。さらに、板前さんが、職人の腕で捌く鮮魚は芸術である。

 次に「海鮮丼の駅前」。店名にあるように、海鮮丼の専門店であるが、一番人気の海鮮丼の価格が、480円!9種のいネタが盛られてこの価格である。その他、まぐろづけ丼580円、ウニが入った北海5種丼980円である。丼の価格以外にも驚かせるのは、一番絞りの中ジョッキが290円である。

 最後に紹介するのは、すし専門店「市場すし駅前」。もちろん腕を磨いた職人が、丁寧に握るすしである。驚きはすし屋の看板商品、鮪である。駅前のまぐろは、本まぐろ98円、中とろ210円、大とろ336円。駅前は、本まぐろ1本買いだからこそできる価格である。尚、ここでも、エビス生ビールが290円で提供されている。

 今年は、人材育成に力を入れ、社員の足並みが揃った時期には、大阪の沿線でも駅前の看板が見られるのは間違いない。


■株式会社駅前 常務取締役 吉本成振氏
〒652-0844 神戸市兵庫区中之島1-1-4 神戸中央卸売市場 関連中央棟3F-7
電話:078-681-8817  店舗数 9店舗
HP:http://www.ekimae-group.co.jp/

【取材・執筆】 小山 裕史(こやま ゆうじ) 2011年4月19日取材


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