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【関西外食!めっちゃ熱いやんけ!!】
No.5 甲子園の勝っちゃん 儲かってまっせ!

2011.7.25
現在、著しい成長を続けている、大阪。東京の次に日本の外食をリードする拠点でもある。大阪駅の開発プロジェクトによって、大阪の街が注目されている。また、今後は大阪駅北側に広がる梅田貨物ターミナル一帯も再開発事業の手が加わり、国際交流・教育・ビジネスの拠点へと変わる。今、日本中で最も熱い関西エリア(大阪・兵庫・京都)の熱い外食経営者達を毎日1人ずつ紹介する。レポートは小山裕史。


三上勝二氏(有限会社スリーアップフーズ 代表取締役)

甲子園の勝っちゃん 儲かってまっせ!

 阪神甲子園球場近くに本社を置く、阪神の勝っちゃんとは、有限会社スリーアップフーズ 代表 三上勝二氏である。阪神電車沿線を中心に、「焼肉勝っちゃん」、「にしのみやラーメン」、「勝っちゃん食堂」など7店舗を展開する。

 三上氏の経歴は、元国鉄マン。国鉄の大阪駅に勤務しており、28歳で国鉄を退社して、31歳で餃子の王将甲子園口店のFCから飲食業をスタートさせた。その後、自社業態の「焼肉勝っちゃん」を開発した。

 スリーアップフーズの各店舗の看板には、三上氏の似顔絵が描かれており、お店のキャラクターにもなっている。そんな三上氏は、もちろん熱狂的なタイガースファン。甲子園球場まで、歩いて7~8分の所に本社があることから、常にタイガースの応援に行っている。

 また、MBS(毎日放送)と親しく、阪神タイガース絡みの仕事も多くこなす。そんな、三上氏の歴代タイガースの好きな監督を聞くと、野村監督。あの、周りに媚びない、辛口なところは三上氏にも共通しているかもしれない。業界の情報?知らんわ!興味あらへん!お酒を飲みに行くときは自分の店に飲みに行く!なんで、他人の店にお金を落とさなきゃあかんの!?など、三上節が炸裂である。

 そんな、「焼肉勝っちゃん」は、阪神タイガースの若手選手の憩いの場である。三上氏自身も若手選手と一緒にお酒を酌み交わすこともある。これだけ「焼肉勝っちゃん」が、人気なのは三上氏の人柄もあるが、肉は全て和牛に拘っているからである。それで、低価格。三上氏も、少なからず、和牛でこの価格で提供していれば、他社に負ける事もないと自信の発言。阪神タイガースの活躍の影には、甲子園のおっちゃん!!勝っちゃんの存在は大いにあるだろう。


■有限会社スリーアップフーズ 代表取締役 三上勝二氏
〒663-8122 西宮市小曽根町4-8-20
電話:0798-42-0239  店舗数 7店舗
HP:http://www.kacchan-group.com/

【取材・執筆】 小山 裕史(こやま ゆうじ) 2011年4月19日取材


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