最高品質のビーフとラムを満喫。
「WAKANUI(ワカヌイ)」
(東京・麻布十番/グリルレストラン)
第367回 2011年5月20日
骨付きリブアイ1kgのグリルは圧巻。
麻布十番に先月オープンした「WAKANUI」は、ニュージーランドビーフとラムを存分に楽しめる店。経営しているのは、ニュージーランドから食肉を輸入販売している会社「アンズコフーズ」。肉のプロというだけあって、質は折り紙つきだ。
シックで落ち着いた店内。
なるべく多くの人に美味しいニュージーランドの肉を食べて欲しいという思いから、理想的な環境で育てられた最高品質の肉を使った料理を手ごろな価格で提供している。いわばアンテナショップ的な存在でもある。
「商品には自信があります。でも、ニュージーランドビーフ、ラムというのは認知度も高くないので、正当な評価が得られていないのも現状。日本の肉の価値観を変えていこうと思っています。」と語るのは、同社代表の金城氏。
キッチン
品種からこだわった羊や牛は、エサにまで気を配り育てられる。通常は穀物や乾燥した牧草を与えて育てるが、“グラスマネジメント”と言って、生の牧草を食べさせ、最後の3か月間は穀物を与えて仕上げるなど、エサの質と期間の管理まで行うのだ。
輸入する過程で3週間程ウェットエイジングをし、店舗に届いてからは、専用の保存庫で2~3週間、ドライエンジングを行う。計5~6週間寝かせた肉は、非常に柔らかくて甘い。
そんな肉を一番ストレートに味わえるのは、紀州備長炭で焼くグリル。他では見られない迫力の「骨付きリブアイ(ビーフ) 1kg」(冒頭写真/7800円)や「リブアイ・カット(ビーフ)」(350g・3600円~)、牧草のみを与え育てた「牧草牛ヘイファー フィレ250g」(2800円)など。生後約6ケ月の仔羊を使った骨付きロースも「ハーフラック」(1800円)、「フルラック」(3600円)で、質を考えるとかなりお値打ちだ。肉料理以外では、ニュージーランド産のサーモンを使った「キングサーモンと白身魚の温燻製」(1400円)も人気。
ラム・フルラック(3600円)
「キングサーモンと白身魚の温燻製」(1400円)
ニュージーランドのデザート「パブロバ」(700円)
ランチはハンバーガーやステーキサンドイッチが1280円~楽しめる。
ランチの「WAKUNUI ハンバーガー」スープ、ローストポテト付(1280円)
ランチの「本日の煮込み料理」スープ、パン付(1380円)
また、ワインもそのほとんどがニュージーランドワインというこだわりよう。独自に仕入れたワインも多く、ここでしか味わえないに出会えるのも魅力だ。
シックかつオシャレな店内で、ちょっと贅沢に美味しい肉をワインとゆっくり味わいたい。
【WAKANUI(ワカヌイ)】
住所 | 東京都港区東麻布2-23-14 トワ・イグレッグ B1F |
電話番号 | 03-3568-3466 |
営業時間 | ランチ:11:30~15:00(LO 14:00) ディナー:18:00~23:00(LO 22:00) |
定休日 | 月曜 |
客席数 | 46席 |
客単価 | |
目標月商 | |
開店日 | 2011年4月5日 |
HP | |
経営母体 |
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
村田 麻未(むらた あさみ) 2011年4月27日
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