米国産チーズを紹介する、「アメリカ チーズ フェスティバル2008」が、10/29にホテルグランドパレスで開催された。米国産は全世界のチーズ生産量の25%以上を占め、400種類以上が生産されている。国民1人あたりのチーズの年間消費量は、日本が2キロに対し、米国は15キロも。日本での米国産チーズの輸入量も、2007年度は42%も増加し、認知が高まっている。
今年3月に米国で開催された「ワールド・チャンピオンシップ・チーズコンテスト」の模様や、ニューヨークでのチーズショップの現状が報告された。中でも付加価値の高いスペシャリティ・チーズが人気。職人が手作りした「アーティザン・チーズ」、自分の農場の牛乳のみで作られた「ファームステッド・チーズ」、ハラペーニョなどを練り込んだ「アメリカン・オリジナル」、肥育された土地や飼料が有機の「オーガニック・チーズ」の4種。ニューヨークのチーズショップでは、お客の前でモツァレラチーズを作る店も現れているそうだ
アメリカン・オリジナルの「ハラペーニョ・モントレージャック」。ハンバーガーやサンドイッチによく使われる。
スペシャリティ・チーズの試食。ワインも提供された。
NPO法人チーズプロフェッショナル協会会長、村山重信氏は、「ワールド・チャンピオンシップ・チーズコンテスト」の審査員。NYのチーズショップ事情をセミナー。
米国産チーズ普及のために、アメリカ乳製品輸出協会が主催した。