郊外のロードサイドのファミレス撤退物件を買い、ステーキ&ハンバーグ「けん」にスイッチさせ続ける、エムグラントフードサービス。自らを「ロードサイドのハイエナ」とユーモアを込めて自称している。社長の井戸実氏は、『夕刊フジ』や『ニュースキャスター(TBSテレビ)』で取り上げられるなど、郊外物件の救世主として、今や外食業界では時の人。実は、郊外だけではなく都内にも店舗を展開している。2006年5月に「博多水炊き ふくのかみ」(五反田)、2007年2月に「Living&Dining
Bar DNA」(新宿野村ビル)、2007年12月に「ちりとり鍋 はまじろう」(浜松町)、2008年2月に「博多水炊き ふくのかみ」(浜松町)。そして、都内5店目を渋谷駅前に出店した。
「CONA」は、釜焼きピザを始め、500円ワンコイン均一の立ち飲みバール。10坪に内装費1200万円という、同社では珍しく高額投資をした物件。「都内の店は、僕の趣味です。郊外は昼でいいので、夜行ける店を都内に作っています。でも、全店、儲かってますよ」と井戸社長は胸を張る。
「CONA(コナ)」
東京都渋谷区道玄坂2-7-5 1F
営業時間:16:00〜翌4:00
株式会社エムグラントフードサービス
イケメン店長がピザを窯で焼く。この「マルゲリータ」も500円。
渋谷マークシティ北側の古い繁華街の中にある。
外観。外のテーブル用に樽が置かれている。
フードもドリンクも500円均一。ワインボトルは1本1900円。
鰹節とマヨネーズがかかった、下町風ピザ500円。お好み焼き風ピザ。