大阪で1985年に誕生した「鳥貴族」。焼鳥、ビールなど全て280円均一(税込294円)を武器に直営・FCで店舗数を伸ばし、2005年には東京進出。東京西部、中央線沿線で出店を続けてきたが、東京17店目、合計132店目で、ついに山手線の内側、六本木の路面に出店した。大阪でも周辺での出店からスタートし、難波、梅田の中心部への出店で一気に知名度がアップした経緯がある。東京でも同様となるだろう。
不況に強い業態であり、本年9月以降、既存店売上高は1割近く伸びているという。来年には、名古屋への出店も予定しており、不況の追い風を受けて「日本一の焼鳥チェーン」という目標に急速に近づきそうだ。
「鳥貴族」六本木店
東京都港区六本木4-11-4 六本木ビル1F
電話:03-5414-6560
株式会社イターナルサービス
直営、FC本部であるイターナルサービス、大倉忠司社長。東京の店舗は全て直営。
六本木店 外観
六本木店 店内
名物「もも貴族」、このボリュームで、しかも2本で280円。たれ、塩、スパイスが選べる。
焼鳥は国産のフレッシュな鶏肉を各店で串打ちし、焼く。
ドリンクも全て280円。「麒麟淡麗」は大ジョッキ280円。日本一「淡麗」を売るチェーンだそう。「一番搾りビール」は中ジョッキで280円。
開店から2日間は半額セールが恒例。3品頼んで淡麗1杯飲むと、通常なら1176円。半額で580円。この安さでもトータルで原価率35%をキープ。
スタップTシャツには、「焼鳥屋日本一宣言」の決意が記されている。