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未来の食肉業界を担う若者を育てる「第1回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」、開催。

2009.3.16
 大学等で畜産を学ぶ男女学生を45名が参加して、3/5〜6に東京食肉市場にて、食肉格付けの勉強会とその技術を競う、「第1回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」が行われた。競技は、牛・豚肉が吊られた冷凍庫に入って、黒毛和牛、交雑種・乳牛、豚の3肉種で、歩留まり、肉質などの格付けを行う。成績上位5名は、今年7月に開催される「オーストラリア大学対抗食肉格付競技会に日本代表チームとして派遣される。
 第1回の優勝者は、酪農学園大学酪農学部の片岡朋子さん。参加者は男女ほぼ半々で、女性の多さに驚かされるとともに、優勝者も含めて、上位5名の内3名が女性。
 畜産を学んでも他業界に就職するなど、食肉業界で働く若者が減っている。大学や学生間の交流を促進し、食肉業界の魅力を知ってもらうのが目的。

「全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」事務局


冷凍庫内で格付けを行う学生達。


3/5の前日には、格付け講習会が開かれた。社団法人日本食肉格付協会の方々が教える。


男女はぼ半々の参加。


総合成績上位5名と、オーストラリア大会で日本チームのコーチをつとめるケート・ニース氏。