「ザガット」長野版、３／１９発売。長野県が観光復興のためコラボ。

「ザガットサーベイ　長野のレストラン＆ホテル」の発刊をＰＲするため、出版するＣＨＩＮＴＡＩが記者発表会を３／１８に開催した。ザガット８９版目となる。日本では東京版、大阪・神戸・京都版に次いで３版目。日本初の地方版観光ガイド。長野県は過去１０年間、観光客が右肩下がりで減少し、満足度も３〜４割しかない状況。改善のため、民間主導で権威ある情報を流す道を選び、”消費者投票による世界的評価ガイド”であるザガットを長野県が選んだ。
　掲載される店舗・施設は、県の経営者協会が挙げ、県民を中心に５０８１人の利用者の生の声を集めて評価した。折しも、ＥＴＣの割引がスタートし、３／１６発刊の「ミシュラングリーンガイド」で長野の妻籠と奈良井が１つ星を獲得するなど、話題が膨らんでいる。出版するＣＨＩＮＴＡＩも子会社の旅行代理店で「ザガット長野ツアー」を企画中。
　一方通行の広告ではなく、第三者の生の声を公表して安心・信頼感を伝えることは、財布の紐が固い不況下では地方活性化だけでなく外食でも重要な手法だ。