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ライジングシェフ、茂呂岳夫氏が独立。エルブジ仕込みのイタリアン「CITTA ALTA 」を東京・小石川に6/5(金)オープン。

2009.6.4
 小紙「ライジングシェフ・シリーズ」にて2008年2/6掲載した、茂呂岳夫氏が自分の店をオープンさせた。茂呂氏は、スペイン「エルブジ」、ミラノ「アンティコアルベルゴ」、ベルガモ「ダヴィットーリオ」などスペイン・イタリアの名店で7年間修行。「エルブジ」仕込みの、エスプーマとゼラチンを使った創作イタリアンを得意とする。直前は、銀座で森田恭通氏がデザインした隠れ家レストラン「バックエントランス」でシェフを務めていた。同店は銀座の不況とともに現在は閉店。本年3月、再度イタリアに赴き充電した上で、独立となった。店名の「チッタアルタ」は、北イタリア・ベルガモにある美しい町の名前。約10坪の店で開業資金は1千万円。ランチ1000円〜。ディナーコース5500円、アラカルトもある。
 文京区小石川の周辺は、リーズナブルな価格のこだわりレストランが点在している。「高品質の素材を高い技術で調理し、適正な価格で提供する」というパリのネオビストロのような店が繁華街をはずれたエリアで増えていきそうだ。

CITTA ALTA(チッタアルタ)
東京都文京区小石川3-1-24 K-WING1F
電話:03-6325-3703
営業時間:ランチ 11:30〜14:00
       ディナー 18:00〜22:00(L.O.)


外観。手前のテラスがテーブル席。


店内はカウンター席のみ。


生ハム。豚は横たわって寝るが、常に同じ側を上にする。その上側の前足を生ハムにしたもの。口の中で溶けるような脂分が美味しい。


気さくなオーナーシェフ、茂呂岳夫氏。