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第5回B-1グランプリ、優勝は甲府鳥もつ煮。

2010.9.20
 9月18日(土)・19日(日)の両日、神奈川県厚木市で開催されたB級ご当地グルメの祭典「第5回B-1グランプリ」(主催:愛Bリーグ、B-1グランプリin厚木実行委員会)は、山梨県甲府市「甲府鳥もつ煮」を提供した初出場の「みなさまの縁をとりもつ隊」(土橋克己会長)が優勝した。僅差の2位に、岡山県真庭市「ひるぜん焼そば」でこちらも初出場。3位に昨年2位の青森県八戸市「八戸せんべい汁」が入った。
 首都圏で初の開催となった厚木大会は過去最多の43団体が参加。入場者数は43万5000人を数え、昨年の26万人を大幅に更新して過去最高となった。投票は来場者の割り箸の数で決めるが、今回からルールが変更され、過去に優勝経験がある地元厚木市「厚木シロコロ・ホルモン」、静岡県富士宮市「富士宮やきそば」、秋田県横手市「横手やきそば」は殿堂入りとなって投票の対象から外れた。
 甲府市役所若手有志によって2年3ヶ月前に結成された同隊は、市街地中心部に活気がなくなった街をB級グルメで蘇らせるべく、地域のソウルフードである鳥もつ煮に注目。土日を削ってB-1グランプリ出場を目指しミーティングを重ねてきた。市内にはそば屋を中心に約60店の鳥もつ煮を提供する店があるのだという。既にマップも作成済みで、甲府市では観光の目玉として鳥もつ煮を積極的にアピールしていく。




甲府鳥もつ煮。甲府市のそば屋の定番メニュー。


優勝し大会会長の小林常良・厚木市長(前列左)より、金の箸のトロフィーを受け取った山梨県甲府市「みなさまの縁をとりもつ隊」。


甲府鳥もつ煮ブース。


賑わう第2開場・厚木野球場。相模川の河原で涼む人も。