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釧路漁港直送をウリに「北の幸・釧路港」が赤坂にオープン。東京で8店舗展開を目指す。

2010.10.29
 釧路の鉱山開発から始まり不動産業を展開する太平洋興発株式会社(東京都中央区、東証1部上場)が、新規事業として100%子会社、太平洋フーズ株式会社を設立し、釧路郷土料理店の東京での展開に乗り出した。1号店は東京・赤坂に11/1(月)オープン。釧路市漁業協同組合と提携し、道東で獲れる「いくら」など魚介類と、道東ならではの「ザンギ」など料理を提供する。26坪・25席で客単価4千円。年商5千万円を見込む。
 同社は3年後に都内主要ターミナル駅付近にて8店舗の展開を計画。記者発表会では釧路市長の蝦名大也氏、釧路市漁業協同組合長の戸田晃氏もかけつけ、釧路市全体でのバックアップ体制を印象付けた。北海道八雲町と提携した「ご当地酒場 北海道八雲町」が日本橋から浜松町と2店舗に増えるなど、市町村レベルでの郷土料理バックアップが目に付く。

「北の幸・釧路港 赤坂店」
東京都港区赤坂5-1-1 HK赤坂ビルB1F
電話:03-6277-7040


釧路市長 蝦名大也氏。


釧路市漁業協同組合長 戸田晃氏。


新鮮ないくらを使った「いくら丼」はランチのメイン。1,200円。


ザンキ。醤油とニンニクなどの調味料で味付けした唐揚げ。同店では独特のソースをつけて食べさせる。