経営者、スタッフなど約100名が10台のバスやトラックを連ねて横浜を出発し、17日(日)に宮城県名取市役所前にて炊き出しを行った。市側の協力の元、『神奈川から名取へ!元気屋台村』というタイトルで11~17時まで、桜が満開の市役所前広場で12のブースを開いた。同じ敷地内で避難所となっている体育館と、周辺の避難所の方々、ボランティアの方々など約2000人を対象に約6000食を提供した。当日の青空とも相まって人が溢れ、持参した食材では足りず、近隣の小売店へ買い出しに向かいようやく賄えたほどの大人気となった。
佐々木一十郎名取市長が「こんなにみんなが笑っているのを震災後に初めてみました」と終了後に挨拶。参加した「かながわイレブン」のメンバーは、次の活動を計画している。「かながわイレブン」はフードリンク『がんばれ外食!座談会キャラバン横浜』で参加者の間から自発的に誕生した外食経営者の会。
市役所が用意した看板。
会場となった名取市役所。
焼鳥を提供した、外食文化研究所。
海鮮丼、もつ煮込みなどを提供した、ファーストドロップ。
沖縄そばとアイスクリームなどを提供した、こころざし。
ピザを提供した、オリーブクリエイト。
日本蕎麦を提供した、アコンプライスフードプロジェクト。
横浜ラーメンを提供した、鶴一家とエイト。
すた丼を提供した、アントワークス。
仙台からスタイルスヴォイスプロダクトも協力。
義援物資も含め全体を取り仕切った、エイト近藤一美氏。
大賑わいでNHKの取材も入った。
「かながわイレブン」経営者とそのスタッフ(一部)。