卓事情を反映する加工調味料の普及と業務用の需要増
昨年夏、日清製油生活科学研究所が行った「食意識」調査で、「おふくろの味」を尋ねたところ、「煮物」「ご飯類」、そして「味噌汁」という回答が上位
を占めた。調査対象は全国の45歳以上の男女約750人。回答の具体的な内容は、煮物(29%)の「肉じゃが」をトップに、2位
のご飯もの(19%)が「炊き込み・混ぜご飯」や「ちらしずし」など。3位
には汁もの(11%)が入り、「味噌汁」「雑煮」などが挙げられている。調査対象がミドル・シニア世代であることから、和食が大勢を占めるのは予想どおりで、列挙されたメニューは味噌・醤油で味を整えたいわゆる伝統食が目立つ。
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