蒸した米(麦)に麹菌を植えつけて、米麹(麦麹)をつくる作業を製麹(せいきく)という。米麹の場合なら精米、洗浄、浸漬、蒸しの工程を経て種麹を接種。その後、酸素を補いながら40数時間管理して米麹が完成する。一方で大豆を柔らかく蒸し煮する。でき上がりの色が茶〜褐色の赤系の味噌は大豆を蒸したもの。淡い茶〜クリーム色の白系の味噌は大豆をゆでたと見てよい。 |
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米麹(麦麹)を加熱後、麹と大豆を効率よく混ぜ合わせるために大豆をすりつぶす。麹と大豆、塩、水を混合する。 |
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麹と塩を混ぜ、塩分調整された味噌を貯蔵用の容器に落す。落すことで味噌の空気が抜かれ、発酵作用が進む。20〜30日経ったころ、酸素を補給する「切り返し」を行うことがある。醸造期間が長いほど味噌の色は濃くなる。
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