12月13日、14日に、京都「みやこめっせ」において、京料理組合主催の第105回京料理展示大会が開催された。明治19年に第1回目が開催され、今年で105回目を数える大会。世襲で、しかも口伝で継承されてきた伝統技能としての京料理の技術を披露し、さらなる京料理の発展を目指して行われている。
会場では、全国に名が知れ渡る有名料亭や旅館、調理師学校などが、料理を出品した74軒の料理展示コーナーを始め、有名料亭のお弁当が食べられる食堂コーナー、食材や調理器具を販売するコーナーも設けられた。ステージでは、包丁式やマグロの解体、「菊の井」の村田氏や「たん熊」の栗栖氏など、著名な料理人による京料理教室も行われ、大勢の人で賑わった。
→
京料理組合
「田鶴」のおせち料理。
平日にもかかわらず、会場の「みやこめっせ」には多くの人が詰めかけた。
「菊の井」。
間近でプロの職人技を見ることができる。
「菊水」。
「たん熊 本家」より。
「わた亀」より。
「サヨリの雲竜豆腐」。
ステージでは、井間(いかま)流式包丁が披露された。
会場一角の食堂コーナー。
実際に料亭の味が味わえるとあって、人気のコーナーだった。
「中川木工芸」の檜のワインクーラー。(商社ゾーンにて。)