RSSフィード

フードリンクレポート


広島カフェ文化の第一人者
内田 優二氏
株式会社コンプリート・サークル 代表取締役

2007.12.26
広島では知らない者のいない、鉄工所跡を改装した200坪カフェ「go_ten_jiki(ゴテンジキ)」。2004年に東京「SUZU Cafe(スズカフェ)」、07年に福岡にも出店。現在、和食店も含め外食8店舗を経営。東京での2号店を目指しているコンプリート・サークル内田社長を多くの方々に紹介したい。


「go ten jiki 」(広島)外観

東京での2号店、物件求む

 内田氏は、2004年7月に開業した渋谷「ナビ・シブヤ」ビル3階で営業する「SUZU Cafe」のオーナーだ。カフェ・ブームの前から広島でカフェを展開し、「カフェの第一人者」と自負してきた内田氏が「東京に出て、渋谷の一等地でカフェ」をやりたいと意を決して東京にチャレンジした第1号店。

「IDEE」がプロデュースした大人のための複合商業ビルとして話題の「ナビ・シブヤ」は、ゼットン、ちゃんと、第一興商などの有名企業が入居。内田氏はデザインが好きで、「IDEE」のコンセプトに共感し、東京では無名に近い企業だっが、通い詰めて入居させてもらった。

 8千万円を投資して「SUZU Cafe」を作り上げた。しかし、当初は月商、たった4百万円。知名度が無かった。DJ、芸能人とのコラボレーション、新商品発表会などイベントを頻繁に行い集客した。VIPルームもあり、芸能人客がお忍びで利用。取材が増え、テレビ、雑誌で紹介されるようになり、じわじわ人気が出てきた。その後、年々20%売上が伸び、現在は月商1300万円にまで到達。今や、利益で最も会社に貢献している店舗となった。

 東京2号店の出店に向け、丸の内など新たな東京・新名所も含め、物件を探している最中だ。


全文(有料会員専用)の見出し
広島の「カフェ第一人者」
わざとビル上階でカフェ。

(写真全9点)


内田 優二(うちだ ゆうじ)
株式会社コンプリート・サークル 代表取締役。1976年生まれ。広島県出身。95年に広島市流川のショットバーから起業し、98年に念願のカフェ1号店「ティーサロン球」を開店。2004年には東京、07年には福岡にもカフェを出店。紳士服の製造販売や店舗デザインも手掛けている。

株式会社コンプリート・サークル http://www.completecircle.co.jp/

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2007年12月11日取材

Copyright(C) FOODRINK CO.,LTD All Rights Reserved

Page Top