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フードリンクレポート


事故発生! 現実を受け止めたくない心理と戦うべし。
(2−2)

2009.12.14

お客様とスタッフら12名が一酸化炭素中毒

「モスバーガー」では7月、立続けに2件の一酸化炭素中毒が起きた。7/21に福岡市・笹丘店で開店直後の11時に2台目のフライヤーに点火したところ、約1時間後に女性スタッフが倒れ、その後、お客様7名と店長と女性スタッフが相次いで倒れ救急車で運ばれた。お客様の中には5歳の子供も。同日中にお客様全7名は退院し、スタッフ2名も翌日に退院。

 原因は、フライヤー排気口内に落下していたアップルパイが詰まり、異常燃焼を誘発し2万ppmという高濃度の一酸化炭素が発生したため。一酸化炭素は、1万2千8百ppmで1〜3分間で死亡すると言われている。意識障害の前に運動障害が先に起こり、気が付いた時には退避できない状況に陥っている。詰まっていたアップルパイは前日の閉店直前に落下させたものと判明。物が落ちないようネットが張ってあるが、はずして洗浄している際に落下した。


焼けただれたフライヤーの排気口。
<続く>

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キャンペーン開始の勝負日に換気扇が故障
過去調査し、4件の事故を確認
記者会見は行わず
(写真1点、約1千8百文字)

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2009年12月12日執筆

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