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フードリンクレポート


お料理が美味しければお酒もすすむ
ウリの鮮魚とあわせ「麦とホップ 樽詰」が好評。

2010.7.27
「旬彩台所 ひだまり」は東京メトロ青山一丁目駅から徒歩1分。海の幸、山の幸をバランスよくつかい、お酒の味を引き立てる素朴であたたかな手料理が楽しめる和風居酒屋だ。特に福島の相馬港から毎日直送で仕入れられる季節の鮮魚は人気で同店のウリ。ほぼ全卓でお刺身の注文があるという。


麦とホップ 樽詰。

「麦とホップ 樽詰」を飲み放題プランのメイン商材に

 同店では3月下旬の宴会シーズンから新ジャンル「麦とホップ 樽詰」をメニューにメニューに取り入れている。飲み放題は「生ビール」や「発泡酒」でプランを組まず、あえて「麦とホップ 樽詰」を使ったプラン一本だけで設定し、又宴会コースのお客様だけではなくアラカルトの注文のお客様も注文できるところが同店の特徴。人数も関係なく、お一人様で来店のケースでもオーダーが可能となっている。


店内。


テーブルテントで「毎日飲み放題」を告知。

「毎日飲み放題」というキャッチで訴求されている飲み放題のセレクトアイテムは20種類。その主力となっているのが「麦とホップ 樽詰」。価格設定は19時前入店の場合90分で1000円、19時以降入店の場合120分で1600円。飲み放題のメニューの中でも「麦とホップ 樽詰」がよくオーダーされているという。お店の人も「美味しいですからね」と一言。安心してお客様にオススメできるしリピート率が高いと感じますね」。お客様からは「飲み放題では気兼ねせず、とにかく飲み放題という言葉の通り沢山飲めたほうが嬉しい」という声がきかれるという。

 「新ジャンル」に関するサッポロビール株式会社の行ったアンケート調査がある。飲食店で注文するビールに関して【外食は主に食事を中心にとらえているのでお酒代はなるべく少なくしたいと考えるか】という質問。その結果半数以上の人が外食を食事中心でとらえていることが分かる。つまり気軽に飲める価格帯の飲料の品揃えは、お料理が自慢の店舗にとって更なる満足度の向上につながることが期待できる訳だ。


【質問】外食は主に食事を中心にとらえているのでお酒代はなるべく少なくしたいと考えるか?


【質問】食事目的で入ったお店でも手頃な価格ならお酒も飲みたいと思うことがあるか?

【調査概要】
・実査時期2010年2月17-18日
・飲食店で「麦とホップ 樽詰」を提供されたことがある人200名とそれ以外の200名の合計400名。
・20代〜50代男女半数ずつ
・居住エリアは全国

 つまり8割近くが価格によって飲酒するかしないかを決めており、手頃な価格帯の品揃えによってドリンク(酒類)のオーダーに繋がることが期待できるのだ。


「麦とホップ 樽詰」宴会需要にこたえる

 このエリア土日と平日で客層ががらっと変わる。土日は神宮球場帰りの人々で賑わい、平日は近くにHONDAの本社や商社関連の本社分室も多くありサラリーマンがほとんど。同店のもうひとつの大きなウリが、20-30名で仕切れる宴会用個室でサラリーマンの急なニーズにこたえる。


宴会用個室。


宴会用個室。

 宴会に関連する以下のアンケート結果がある。「一般的な飲食店での『飲み放題プラン』に、それまでの瓶ビールに代わって、新ジャンル(いわゆる第3のビール)の樽詰が品揃えされていたらご自身ならどうすると思いますか?」という質問に対し、飲食店で「麦とホップ 樽生」の飲用経験がある人の回答結果は以下。「麦とホップ 樽生」の「飲み放題プラン」への導入は出数増と満足度の向上を見込むことができる上、飲用経験者はその品質を評価していることも裏づけられる。


【質問】一般的な飲食店での『飲み放題プラン』に、それまでの瓶ビールに代わって、新ジャンル(いわゆる第3のビール)の樽詰が品揃えされていたらご自身ならどうすると思いますか?

 商品のウリである鮮魚とハード面のウリである大型宴会に対応可能な個室、この双方をうまく引き立てるように「麦とホップ 樽生」はメニューの中で活きていると言えるだろう。

■店舗情報
「旬彩台所 ひだまり」
東京都港区南青山2-5-17地下1階
電話:03-5771-2223


【取材・執筆】 国井 直子(くにい なおこ)  2010年6月23日執筆


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