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フードリンクレポート


自家栽培ハーブと調理化学で現代フレンチを提供。
〜ハーブと化学でお客を感動させる!反骨の慶應卒シェフがフレンチ「レフェルヴェソンス」に登場。〜(3−3)
生江 史伸(なまえ しのぶ)氏  株式会社サイタブリア 副社長 エグゼクティブシェフ

2010.9.24
9/4に閉店したフュージョンレストラン「サイタブリア」。石田聡氏(株式会社サイタブリア 代表取締役)は次の時代を見越して、跡地にフレンチレストラン「L’Effervescenceレフェルヴェソンス」を9/14オープンさせた。そのエグゼクティブシェフに就任した生江史伸氏は「ミシェル・ブラス」(洞爺湖ウィンザーホテル)、「ザ・ファットダック」(英国ロンドン)の3つ星店でスーシェフ等を務めた逸材だ。3回シリーズ。レポートは安田正明。


「L’Effervescenceレフェルヴェソンス」の料理イメージ。

自家栽培ハーブと調理化学で現代フレンチを提供

「『サイタブリア』が2000年にオープンした頃は、メニューにビビンバや冷麺があって、そういうのが評判良かったんです。ビビンバの具材を1つずつ垂直にならべたビビンバタワーとか。アジアン・フュージョンレストランです。当時は何料理か言えないのがよしとされていました。デザイナーズレストランがブームの頃で、そこではフュージョン料理が花盛りでした。」

「お客様の間でサイタブリアの料理はかくあるべきという固定概念が出来ていて、質の高いものを出してもお客様が響いてくれなかった。今までいろんなことに手を出し過ぎて 料理の柱がなった。あれもできる、これもできるはいい所でもあり悪い所でもある。リセットしないと、料理の質もお客様の満足度も上がらないと、フレンチ『レフェルヴェソンス』に変えました。」


料理イメージ。
★続く。

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2010年9月8日取材

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