フードリンクレポート
2軒目利用でボトルを空ける。新橋サラリーマンのワインの飲み方とは?
〜今、増えている“男同士でワイン”。新橋サラリーマンにも広がりを見せるワイン人気〜(3−1)
新橋サラリーマンはどうワインを飲んでいる?
・2軒目利用でボトルを空ける。新橋サラリーマンのワインの飲み方とは?
新橋駅から程近い、外堀通りの交差点角にあるイタリアンバール「Olio」でも、男性同士でワインを楽しむ姿がよく見受けられる。この店は、2003年に新橋の男性サラリーマンをターゲットに立ち飲みのイタリアンバールとしてオープンした。その後女性からも人気を集め、女性からのリクエストもあり、今では着席スタイルになったが、依然男性客の姿も多い。30%ほどは男性客だといい、週1回は必ず訪れるリピーターもいる。
「Olio」外観。外堀通りの新橋二丁目交差点角。
カップル客は少なく、男性のみのお客が多いのが特徴。最も多い層は、40代半ばのサラリーマン。シェフの正木氏によれば、「男性同士のお客様は、1軒目からしっかり食べて飲むというよりは、2軒目の利用が多いですね。男性客のピークは、遅い時間帯で夜9〜10時くらい。新橋の居酒屋などで飲んだ後に、まだ飲み足らず、駅も近いので、帰り道に寄るというパターンのようです。」
大盛況の金曜夜の店内。スーツ姿の男性が最も多く、ピークは夜9〜10時。
どうやら、1軒目は近くの居酒屋で食べて飲み、2軒目にバールやビストロでタパスなどをつまみながらワインというのが、新橋サラリーマンのワインを飲むスタイルのようだ。
★続く。
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