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地方はロードサイド業態で出店。
〜「すた丼」はFC、ロードサイドと社交的に変身〜(2−2)
早川秀人氏 株式会社アントワークス 代表取締役

2010.12.22
600円で腹一杯になれ若者に人気の「伝説のすた丼屋」は順調に店舗を増やし、年内に37店となる。日ハムに入団予定の早稲田、斉藤佑樹選手が「すた丼」好きと報道され、さらに人気が高まっている。今年は大阪2号店、京都、大宮にも出店し、着々と全国チェーン化を図ろうとしている。今年、人生のターニングポイントを経験して“脱非社交的”宣言をする早川氏に来年の戦略を聞いた。2回シリーズ。レポートは安田正明。


超繁盛店の「伝説のすた丼」秋葉原店。北斗の拳にちなんだ「一丼相伝」の文字に魂が込められている。

地方はロードサイド業態で出店

 早川氏の考える全国制覇は200〜250店舗。かつての早川氏は非社交的で相手を寄せ付けない感があったが、企業の成長とともに、新しいものを受け入れるように変わってきた。香港での出店話もある。

「今年11月にロサンジェルスに行きました。そこで凄くいい日本人の男に会ったんです。人生のターニングポイント。すごく魅力的だった。まとってる空気が違う。日本人のせせこましい空気じゃない。話してて俺と似てるなと思った。すた丼屋に入ってなかったら彼みたいになってるかな。俺は日本あたりで満足して終わる男じゃない。広い世界に凄い魅力を感じる。そっちの方が自分らしくやれる。」


秋葉原店は、袖看板も目立つ。

 今年7月に神奈川・座間に初のロードサイド型店舗をオープンさせた。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2010年12月14日取材

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