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【関西外食!めっちゃ熱いやんけ!!】
No.10 郊外からジワジワと、2017年には100店舗達成!?

2011.8.1
現在、著しい成長を続けている、大阪。東京の次に日本の外食をリードする拠点でもある。大阪駅の開発プロジェクトによって、大阪の街が注目されている。また、今後は大阪駅北側に広がる梅田貨物ターミナル一帯も再開発事業の手が加わり、国際交流・教育・ビジネスの拠点へと変わる。今、日本中で最も熱い関西エリア(大阪・兵庫・京都)の熱い外食経営者達を毎日1人ずつ紹介する。レポートは小山裕史。


片山優二氏(ティーネット株式会社 代表取締役社長)

郊外からジワジワと、2017年には100店舗達成!?

 2017年には、100店舗を計画しているティーネット株式会社 代表取締役社長 片山優二氏。

 現在、神戸、大阪、京都、滋賀から東京まで1都9県で炭火やきとり「とりのすけ」を47店舗展開している。ターミナル駅前を避け、あくまでも住宅街や沿線沿いなどに店舗を拡大している。直営店舗からFC店舗に譲渡した戦略が的中して、ジワジワと郊外で認知度をあげている。

 ティーネット㈱が安定的に出店を続けられる秘訣は、ティーネット㈱が力を入れている独立開業支援である。今年は、51店舗まで計画している。毎年、10店舗出店の計画をしており、6年後の2017年には、100店舗達成である。

 東京で開催するFC展や独立開業の展示会などには、積極的に出店をしている。他のFC業態を運営しているオーナー様や異業種から飲食FCを運営したいオーナー様はもちろん、業務委託オーナーの研修生がたくさん集まる。

 出店の戦略としては、日本全国の都市に直営店舗を出店してその周りに、FC店舗を数店舗だし、直営店舗の周りに店舗数が増えたら、直営店舗を新しいオーナー様にリースする仕組みを全国各地で行っていく戦略である。全国に「とりのすけ」があれば、FCオーナー様のニーズに幅広く対応できるからである。説明会なども、全国各地でできるメリットを活かし加盟店も増やしていく仕組みである。

 但し、現状の悩みは、東京の都市部にお店がない事である。現在、東京の国分寺と玉川学園前の2店舗のみ。家賃との兼ね合いもあるが、今後も積極的に東京出店を狙っている。また、ティーネット㈱のホームページには、独立してジャパニーズドリームを手に入れたオーナーが数多く、掲載されている。

 そう、代表の片山氏も30歳の時に、再起業した苦労人である。

■ティーネット株式会社 代表取締役社長 片山 優二氏
〒674-0074 兵庫県明石市魚住町清水137-2 ハリヤマビル2F
電話:078-943-3597  店舗数 47店舗
HP:http://www.torinosuke.gr.jp/index.html#SlideFrame_1

【取材・執筆】 小山 裕史(こやま ゆうじ) 2011年5月14日取材

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