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【関西外食!めっちゃ熱いやんけ!!】
No.14 塚口発!ナポリピッツァ職人世界大会6位。

2011.8.5
現在、著しい成長を続けている、大阪。東京の次に日本の外食をリードする拠点でもある。大阪駅の開発プロジェクトによって、大阪の街が注目されている。また、今後は大阪駅北側に広がる梅田貨物ターミナル一帯も再開発事業の手が加わり、国際交流・教育・ビジネスの拠点へと変わる。今、日本中で最も熱い関西エリア(大阪・兵庫・京都)の熱い外食経営者達を毎日1人ずつ紹介する。レポートは小山裕史。


林光秀氏 (有限会社レストランバンク  代表取締役)

塚口発!ナポリピッツァ職人世界大会6位

 人間力向上熱血集団と謳う、有限会社レストランバンクの指揮を執るのは、去る、5月30日、31日にイタリア、ナポリで開催されたナポリピッツァ世界選手権クラシカ部門にて、堂々6位に入賞した代表取締役 林光秀氏である。

 塚口、大阪天満で大衆イタリア食堂「アレグロ」「炉端のじんべい」など5店舗、イタリアンスイーツの販売「アレグロドルチェ」を展開している。リストランテ・トラットリアなどのスタイルでなく、地元の人が気軽にサンダル履きで行ける大衆イタリア食堂が「アレグロ」である。大衆と言っても、アレグロには、全店に釜を導入している。そう、世界6位の本格的なナポリピッツァが自慢のメニューである。

 お客様の目の前で、ゆっくりと発酵さした生地玉を職人技で丸く延ばします。ナポリピッツァは麺棒を使わずに職人が手で延ばすので、職人さんの技が試されます。また、釜に入れたピッツァを真剣な眼差しで見つめている姿は一切の妥協を許さない証である。そんな、世界6位の本格ナポリピッツァが気軽に食べられるとの事もあり、アレグロは常に地元のお客さんで溢れている。また、大衆イタリア食堂だけあって、料理はまさにイタリアのマンマの味である。背伸びせず、気取らず、イタリアの家庭で食べられる料理がアレグロである。パスタや肉、魚料理など、初めて食べたのに何故か懐かしい・・。

 林氏は、ホテルの製菓部でパティシエとして活躍後、起業した。イタリアでは、ほとんどの家庭で食後にドルチェを食べると言われており、イタリアのドルチェ文化を味わってもらおうと、アレグロ各店舗でも多数のドルチェが楽しめる。

 そんなパティシエ林氏が、アレグロの付属品として8月5日に日本では数少ないイタリアンドルチェの専門店をグンゼタウンセンターつかしんにオープンさせた。看板ドルチェとなる4種のチーズを使用した「クワトロフォルマッジ」。チーズの熟成状態をしっかり管理し、4種のチーズそれぞれの素材を最大限に生かした配合で焼き上げた究極のチーズケーキである。

 レストランバンクは、中期ビジョンとし10店舗展開と広告及び店舗開発企画部門『チームレインボー』を設立。フランチャイズ、レストランプロデュース部門の設立などを計画している。塚口から生まれたイタリアが東京に来る日も近いかもしれない。


■有限会社レストランバンク  代表取締役 林光秀氏
〒661‐0001 尼崎市塚口本町3‐13‐38
電話:06‐6427‐2710  店舗数:6店舗
HP:http://www.restaurant-bank.jp/index.htmll

【取材・執筆】 小山 裕史(こやま ゆうじ) 2011年4月11日取材

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