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一食でお肌ツルツル コラーゲン専門レストラン、
「ビューティーアンドカフェダイニング コラーゲン東京 銀座店」
(東京・銀座5丁目/コラーゲンレストラン)

第307回 2010年3月9日

株式会社ドリームアーク 大森幹也社長。
 いまだ人気のおとろえない「食するコラーゲン」。ついにその専門店が銀座にオープンした。メイン食材は「コラーゲン」。20代〜30代の美にもっとも関心の高いOLを中心とした女性陣をターゲットに絞り込んだ。その名も「ビューティーアンドカフェダイニング コラーゲン東京 銀座店」。

 運営するのは「Chanko Dinning若」を主力業態とする株式会社ドリームアーク(本社・港区六本木)。銀座店は既存の「Chanko Dinning若」のリニューアルで、同様に3月4日池袋店を既にオープン。続いて川崎(3/11)、京都(3/18)、横浜(3/23)、大宮(4/1)、大阪阿倍野(4/3)と今春中に全7店舗のオープン完了を目指す。


店内の壁のいたるところに、キーワードとなる同店の食材やコンセプトが直に書かれている。


店内。

 店内の壁のいたるところに、キーワードとなる同店の食材やコンセプトが直に書かれている。「食べてキレイが絶対いい」「美肌 潤いを創るレストラン」「純正コラーゲンスープ」など女性心をくすぐるものばかり。食事は毎日の生活で欠かせないものだが「食べることでキレイになる」を提案する心とからだの為の癒しのレストラン。競合とするのは外食業界ではなくエステサロンなどの美容業界。先にはこの業態を軸に、美容とのタイアップなども検討、広く「美」を追求していきたいという構想もあるようだ。

 2月16日の銀座店オープンから連日現場に立って手腕をふるう社長の大森幹也氏はオープンの続く毎日を通し「スタッフの目がキラキラするのを久々に見た気がする」という。業態コンセプト起案から一ヶ月でのスピード出店、本部では女性社員を集めて何度も試食が繰り返された。活発な意見交換では「女心が全然分かっていない」との声も何度も何人からもあったという。苦労が多かったが、大森氏から伺うエピソードは同社の風通しの良さと社員も楽しんで取り組んでいる様子が映像で感じとれるものばかり。とにかく全ての商品「女性にささるもの」を目指してこだわり抜いた。この新業態に全社一丸となって取り組んでいる。


VIPルーム(8名まで可)。

 ファーストドリンクとあわせてだされるのが「美肌のためのアントレ」と題したワンショットの「美肌のグラス」と「お通し(日替り)」。この日は「じゅん菜・タピオカ・りんご酢のグラス」と「フカヒレ」。「フカヒレ」がお通しで最初にでてくるだけで女性にとってはかなり嬉しく、またとても得した気分にさせてくれる。インパクトのある効果的な仕掛けはそつがなく、これから始まるお料理にも期待を持たせてくれる。


美肌の為のアントレ 「美肌のグラス(ワンショット)」。


美肌の為のアントレ「本日のお通し」。


 そして同店の一番のウリはなんといっても「無添 コラーゲン東京スープ(一人前1,260円)」。


無添 コラーゲン東京スープ。

 魚から抽出した吸収力の高い「マリンコラーゲンスープ」と厳選鶏をじっくり煮込んで純粋なコラーゲンを抽出した「鶏の黄金コラーゲンスープ」。これをブレンドし更に利尻昆布や干し椎茸でグルタミン酸とグアニル酸の旨みをプラス。開発に際し、コラーゲンについては色々と勉強したという。コラーゲンはその質によって体内への吸収力が大きく変わる。分子構造が小さい良質のコラーゲンでなければ効果は少ない。このスープはそこに絶対的な自信がある。ランチではどのメニューにも「コラーゲンスープ」が付いてくるというからランチもまた見逃せない。(ランチメニュー「コラーゲン東京スープランチ(1,000円)」「旬菜と国産豚のせいろ蒸し(1,000円)」等)
 
 基本の「無添 コラーゲン東京スープ」にあわせる具材は全て野菜。(別途お肉の用意もある) 「きのこセット」はデトックス効果を期待、「緑菜セット」はコラーゲン吸収力をアップさせ、「しゃぶしゃぶ根菜セット」はむくみ解消という裏づけのある3種のセット。又「コラーゲンファイバー(420円)」「ヒアルロン酸ゼリー(420円)」もコラーゲンスープに更に追加でトッピングができる。又、以前のちゃんこ鍋業態の時にはテーブル毎に担当が付いてお鍋を作って差し上げるサービスをしていた。今回の「コラーゲン東京」ではそれをせず、各テーブルで思いのまま食べるスタイル。「その方が気軽でお客様のターゲットニーズにも合っていると思います。店名も「鍋」という言葉は使わず「スープ」としたのもその気軽さの訴求のひとつです」。鍋でお決まりの「〆」も同店では別メニュー。コラーゲンでツヤツヤに炊いた十五穀米のリゾットなど。


豆乳コラーゲンスープのリゾットパルミジャーノ(1,029円)。

 アラカルトメニューも「女性にささるメニュー」を常に考えに入れ野菜を中心に取り揃えた。コラーゲンが特に摂取できるものには「コラーゲンマーク」を付け載せている。「コラーゲン東京サラダ(735円)」はデトックス効果のある数種類のきのこと手作り豆腐、コラーゲンファイバーをトッピングしコラーゲン入りドレッシングであえたもの。あたたかいソースに野菜をディップしていただくバーニャカウダー、こちらのソースも自家製でコラーゲンがたっぷりブレンドされたクリーミーなもの。素材を包んで蒸し焼きにした「本日旬魚と天使海老・あさりのカルトッチョ(2,100円)」は運ばれた時の香草の香りが食欲をそそる。デザートにはコラーゲン入りのカステラとして話題の「菓秀苑 森長(カシュウエン モリチョウ)のとろける生カステラ」を用意。黄色くしっとりとした生地にバニラアイスクリームとフルーツを添えていただく(735円)。


コラーゲン東京サラダ(735円)。


8種野菜の彩りコラーゲンバーニャカウダー(1,155円)


本日旬魚と天使海老・あさりのカルトッチョ(2,100円)。

 ドリンクでは「無農薬」「無化学肥料」「無除草剤」のぶどうから作られたビオワインや、有機米で作った「オーガニックSAKE」と題した日本酒などがある。又マッコリの人気が高く「みかんマッコリ」「梨マッコリ」(共に750MLボトル1,890円)は、フルーティーで女性には飲みやすくリピーターが多いという。もちろんコラーゲンやヒアルロン酸入りのカクテル(オリジナル)や「糖質70%カットのお酒」など「食べてキレイ」を意識したドリンクが多数用意されている。

 顧客層はほとんどが女性で、男性は彼女に連れられて一緒に来たという感じの人が時々見受けられる程度という。社長の大森氏も今回の業態開発を通し「女性の嗜好を再発見した点が多く驚きの連続だった」と。女性はもちろん、女心を理解したいという男性陣も一度行ってみると新しい発見があるかもしれない。


【ビューティーアンドカフェダイニング コラーゲン東京 銀座店】
住所 東京都中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座2F
電話番号 03-5568-4527
営業時間 ランチ 11:30〜14:00
カフェ 14:00〜17:00
ディナー 17:00〜23:00
定休日 年末年始
客席数 57席(個室2部屋20席・テーブル37席)
客単価 3,500円
目標月商 1600万円
開店日 2010年2月16日
経営母体 株式会社ドリームアーク
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
国井 直子(くにい なおこ)     2010年3月5日取材

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