広告

RSSフィード

原点回帰の鳥づくし大衆酒場。
「大衆鳥酒場 ひよっこ 池袋総本店」
(東京・池袋/居酒屋)
ツイートする

第353回 2011年2月3日

鳥料理約30品。鳥ガラまで味わえる鳥料理専門の大衆居酒屋。

 店名にある通り、大衆酒場の原点回帰のような店。駅すぐで、美味しい料理とお酒を安く楽しめる。一号店の大山店に続き、昨年11月末にオープンした。


レトロな雰囲気が漂う店内。


店内。


レトロな雰囲気が漂う。


ロフトのような2階席。


エントランス前。

 しかし、ただの居酒屋では面白くないと、鳥にとことんこだわっている。鳥を選んだ理由は、牛や豚より身近で手頃な食材だから。産地を訪ねて良質な素材を選び、朝絞めで早ければ24時間以内に店に届くという新鮮な鶏肉を使用。唐揚げ、焼き物、煮込み、タタキなどバリエーション豊富に30品近くの鳥メニューを揃える。


フードメニュー。上段が鳥メニュー。唐揚げだけでも、油淋鶏、南蛮、和風など豊富。

 インパクトが大きい自慢料理は、「名物ひよっこ焼き」(680円/冒頭写真)。モモやレバー、ハツ、砂肝など、あらゆる部位が味わえる盛合せ。中でも目を引くのがコツガラ。鳥のガラの唐揚げのことで、じっくり上げたパリパリの食感がつまみにぴったりの一品だ。「豪快手羽の一本揚げ」(480円)は、モモから手羽までを分けずにそのまま一本唐揚げに。かぶりついて食べる豪快な人気料理。

 今の時期には、「鳥煮込豆腐」(480円)もおすすめ。揚げ出し豆腐を鶏肉と一緒に鶏スープで煮込み、秘伝の自家製旨辛味噌で味付けしたオリジナルメニューである。


「鳥煮込豆腐」(480円)秘伝の味噌が決め手。


フードは、ほとんどが180〜580円とお値打ち。

 店で漬け込んだ「ひよっこハイボール」(500円)は、オレンジ、ミカン、バナナなどを使用。果肉も入ってすっきり爽やかな飲み口が好評だ。


自家製でフルーツを漬け込む。これからも力をいれていく。


「ひよっこハイボール」(500円)


カウンター。


カウンター奥には、大きなメニュー札が並ぶ。

 宴会も歓迎。2時間の飲み放題と鍋を含む料理8品で3000円のコースや、9品で4000円のコース、 3時間飲み放題と焼き鳥食べ放題を含む6品の料理で3500円コースと、用途によって選べる。価格もリーズナブルで、費用対効果が高い。

 開店は15:00だが、早い時間帯から、一組、また一組と来店がある。それでも、今後は、15:00〜18:00の集客をより強化していきたいという。「価格を抑えて、来て頂く回数を増やしたい。ビルの5階にある店舗ということで、知らないとなかなか来て頂けないということもあります。知っている方にもっと使っていただいて、使い勝手のいい店にしたいです。」と瀧宮代表。早い時間帯の集客強化のために作った新しいポスターには、「呑ムダケデモ歓迎」「冷ヤカシ歓迎」「昼呑ミ歓迎」などのコピーが並んでいた。


新しく作ったポスター。



瀧宮代表(左)と寺内店長。

 遅い時間のランチや早い時間の夕飯にも使ってもらえるような仕掛けをしたいと語っていた瀧宮氏。これからの展開に期待したい。

ツイートする

【大衆鳥酒場 ひよっこ 池袋総本店】
住所 東京都豊島区西池袋1−13−5 シーガルハウス5F
電話番号 050-5831-2361
営業時間 15:00〜24:00(LO23:00)
定休日 不定休
客席数 58席
客単価 2500円
目標月商
開店日 2010年11月29日
HP http://www.hotpepper.jp/strJ000000738/
経営母体 有限会社龍家
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
 村田 麻未(むらた あさみ) 2011年2月2日取材

【関連記事】
産直海鮮居酒家「浜焼太郎」20店目、東京・池袋東口に1/6(木)オープン。記念に「日本一デカい(?)エビフライ」を提供。(2011年1月6日)
夜の業態ばかりが強かった池袋が変貌しつつある。〜エソラ、ヤマダ電機のオープンで、池袋にカジュアルのセカンドラインが興隆(8−7)〜(2010年1月29日)
エスエルディー、早くも25店目を東京・池袋に出店。今回は、おでんと缶詰料理。(2010年10月28日)


Page Top