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安くて旨い豚ホルモンを堪能。
「湯島ホルモン 満天」
(東京・御徒町/ホルモン酒場)
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第371回 2011年6月16日

春日通沿いの赤ちょうちんが目印。

 御徒町はホルモンの激戦区。駅周辺をそぞろ歩けば、あちらこちらに焼肉、ホルモンの看板がひしめく。そこに先月19日にオープンしたのが「湯島ホルモン 満天」だ。


1、2階はテーブル席、3階は8名の完全個室になっている。

 ウリは、12種類もの豚ホルモン(400円~)が食べられること。牛ホルモンも扱っているが、美味しいうえに牛ホルモンより安いこともあり、豚ホルモンの方が断然人気だという。

 オススメは、砂肝に似た食感の「おっぱい」(400円)。その名の通り、豚の胸腺部分だ。噛めば甘みが口の中に広がる「ガツ」(400円)、コリコリとしたナンコツ(450円)のほか、独特の風味と歯応えが楽しめる豚の子宮部分「コブクロ」(450円)はツウ好みの一品だ。


「ハラミ」400円


「ガツ」400円。人気の豚ホルモンはすべて国産だ。

 お肉のつけだれは自家製で、酸味のきいた白ポン酢だれ、ニンニク入りの甘辛い醤油だれの2種類。そのまま食べてもよし、両方のつけだれで食べ比べてみるのもいい。

 豚ホルモンが初めての人やいろんな味を試して好みを見つけたい人には、「お試しホルモンセット」(500円)がオススメだ。豚ホルモン12種類の中から6種類を選べるお得なセットになっている。

 ホルモン、カルビ、野菜がセットになった2~3人前の「満天盛り」(1980円)、人気のホルモン4種類が味わえる「ホルモン盛り合わせ」(1280円)はグループ利用にもちょうどいい。


「満天盛り」1980円

 ホルモンの味を引き立てるサイドメニューも揃っている。面白いのは、もつ煮込みに赤と白があること。ベーシックな「煮込み白」(350円)もいいが、これからの季節は「煮込み赤」(350円)がオススメ。唐辛子ベースのピリ辛仕立てで、暑い日に恋しくなる味だ。

 豆乳スープのさっぱりとした「豆乳冷麺」(700円)、黄身を混ぜて食べる「もつポン酢」(350円)は箸休めに。お酒に合う「わさび枝豆」(300円)も人気の一品だ。


「豆乳冷麺」700円。キムチを混ぜると味わいが変化する。


「煮込み白」350円

 ドリンクは390円~と手頃な価格で、60種類と豊富なのも嬉しい。ハイボールやサワー、焼酎のほか、女性に好評なのが「桃マッコリ」や「ぶどうマッコリ」などマッコリを使ったカクテル(各430円)。また、6月末まではトリスハイボール1杯100円のキャンペーンをやっている。


まずはハイボールで一杯。ドリンクも充実している。


マッコリを使ったドリンクは甘くて飲みやすい。

 湯島駅から徒歩2分、上野御徒町駅からも徒歩3分という好立地。日曜日以外は朝5時までの営業なので、早い時間はサラリーマンや家族連れ、深夜になるとアフターのホステスさんが来店するなど老若男女を問わずに賑わいを見せる。都内でもまだ扱う店が少ない豚ホルモン。ホルモンの新境地を味わいたい人は、ぜひ。

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【湯島ホルモン 満天】
住所 東京都文京区湯島3-42-2
電話番号 03-5816-5562
営業時間 月~金17:00~5:00(LO4:00)
土15:00~5:00(LO4:00)
日15:00~23:00(LO22:30)
定休日 なし
客席数 60席
客単価 2800円
目標月商 非公開
開店日 2011年5月19日
HP http://r.gnavi.co.jp/gapa800/
経営母体
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
 伊藤 由佳(いとう ゆか) 2011年6月9日取材
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