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2009年10月24日
 外食は家庭でも会社でもない場、サードプレイス。

 27日の外食講座に向けて、外食の社会に対する役割や貢献について、もう一度振り返ってみました。外食は人の気持ちをポジティブに変え、社会に活力を与える役割を担っています。

 外食の役割を具体的に挙げると、

・片付けを気にすることなくのんびり家族の会話を楽しめる場。
・友人同士で、お互いに気兼ねなく、集まれる場。
・家庭に持ち帰れないストレスが発散できる場。
・緊張や疲れを解きほぐしてくれる場。
・暗い気持ちをポジティブな気持ちに変えてくれる場。
・会社で語れない会社仲間との本音コミュニケーションができる場。
・身構えずリラックスして、相談事ができる場。
・会社の上司や部下からの情報収集ができる場。
・非日常の空間で、身近にエンターテイメントが楽しめる場。
・プロが作る美味しい料理を味わえる場。
・料理やお酒の知識を教えてくれる場。
・行った経験や知っていることにより、優越感やステイタス感を味わえる場。 等々。

 これらの役割に替わるものは、旅行でしょう。それは、準備と多くの時間を必要とします。外食は、思い立ったら行動できます。

 要するに、、外食は人の気持ちを気軽にポジティブに変え、社会に活力を与える役割を担っているということです。

 今の日本には活力がありません。特に、昨年秋のリーマンショック以降、景気は厳しい。若者層もゆとり教育の影響か、縮こまって外に出てきません。

 もっと街に出て、外食を楽しめば、自然に景気は上向き、日本に活力が戻ると確信します。寺山修二ではないですが、「書を捨てて外食に出よう!」です。

(安田 正明)
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