2009年の外食業界で活躍した方々を外食産業記者会が表彰する「外食アワード2009」の表彰式が、2/12に日本プレスセンター(東京・内幸町)のレストラン「アラスカ」にて開催された。昨年から同会場を使い、広く外食関係者の参加を呼び掛けているが、今年は昨年以上の盛り上りを見せた。デフレの中、新しい話題を求める方々で溢れたようだ。
大東 隆行氏 王将フードサービス 代表取締役社長。30ヶ月連続で既存店売上高プラス。女性にも「餃子の王将」に行きたいと言わせた。
大倉 忠司氏 鳥貴族 代表取締役。昨年のキーワードである「均一低価格」を象徴する280円均一の「鳥貴族」。1000店の日本最大焼鳥チェーンを目標としている。
浜倉 好宣氏 浜倉的商店製作所 代表取締役。中間流通・外食支援事業者として表彰。「恵比寿横丁」など斜陽となった物件を、飲食をテーマに魅力的な「横丁」として次々とプロデュース。大学時代は「餃子の王将」で4年間アルバイトした。
松沢 幸一氏 キリンビール 代表取締役社長。食材事業者として表彰。アルコール0.00%の「キリンフリー」は飲酒運転対策だけでなく、妊婦など新しい市場を開拓した。
相場 康則氏 サントリー酒類 代表取締役社長。食材事業者として表彰。「角ハイボール」でウイスキーの復権を遂げた。居酒屋にサワーに次ぐハイボールメニューを定着させた。
奥脇裕氏 ヤヨイ食品 顧問(写真上)と、三國清三氏 ソシエテミクニ 代表取締役。特別賞として表彰。小学校での味覚授業「キッズシェフ」活動をボランティアで10年間行い、児童・生徒2千人以上が参加した。
受賞者全員。
外食アワード2008受賞のAPカンパニー 代表取締役 米山久氏が祝辞。
同じく外食アワード2008受賞のエムグラントフードサービス 代表取締役 井戸実氏も登場。